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働き方改革の新しい形! 「リモートワーク」をよりリアルにするロボットが登場

9/19(木) 6:00配信

GetNavi web

学校にもリモート出席

働き方改革が進み、出社しなくても自宅やカフェなどでの仕事を認める企業が増えています。メールやチャットツール、電話などを駆使すれば、出社するのとほとんど変わらずに仕事が可能。そんなリモートワークをさらに快適にして、まるでリアルに社内にいるように感じさせてくれるのが、自分の代わりに出社してくれる「Double 3」というテレプレゼンス用ロボットです。

テレプレゼンスとは、「Tele(遠隔)」と「Presence(存在する)」を組み合わせた造語で、遠隔地にいても現場にいるようにできるシステムのことで、テレプレゼンスロボットは出社しなくてもまるで本人が社内にいるようにできるロボットなのです。

2012年に発売された初代Doubleは「ホイール上のiPad」と話題を呼びましたが、期待されたほどの変化を職場にもたらすことはありませんでした。しかし、それから7年が経ち(16年にDouble 2が発売)、今年8月に発表されたDouble 3はかなり改良されています。

遠隔にいる本人の顔を表示するスクリーンと、足元には自立式のローラーがついていてラクに移動できる最新版は、従来モデルに搭載されていたiPadの代わりに3Dの自動運転センサーなどを採用。社内を移動する際、周囲の障害物や人を検知しながら、どうやって行きたい場所までたどり着けるかを計算してくれるのが特徴のひとつです。遠隔から操作する際は、ロボットが見ている視界を画面で確認しながら、障害物がなく安全に移動できる位置が3Dで表示されるため(このような映像は複合現実とも言われています)、そのガイドに従って簡単に移動させることが可能。操作は専用アプリを使って行います。

また、Double 3にはマイクやスピーカー、ズーム機能付きカメラがついていて、周囲の音を拾いスピーカー越しに話しかけることも可能。そのため、社内での会議に同僚と肩を並べて出席したり、 自分のデスクや社内にある資料などを確認したり、同僚に近づいて声をかけたりなんてこともできるのです。

Double 3は多くの企業でのリモートワークに活用されています。例えば、コワーキングスペースで急成長しているWeWorkでは、コロラド州にいる社員が毎日Double 3を使って、ニューヨーク本社に遠隔から出社しているそう。

これまでのリモートワークといえば、会議に出席したり、社員とやりとりしたりする際は、インターネット電話を利用することが多いのではないでしょうか? ただ、パソコン画面を通じたそれらの連絡手段よりも、人と同じ目線の高さにあって移動もできるDouble 3のほうが、その人が本当に横にいるようなリアルな感覚を感じられるのかもしれません。

また、教育現場でもDouble 3の利用は広がっているそうで、学校の授業に遠隔地から参加できるなどの理由で、アメリカ国内の小学校から中学、高校、大学まで様々な学校で活用されているようです。

Double 3の価格は、ビジネス利用で1年保証の場合、1台3999ドル(約43万円)から。個人で購入するには高額になりますが、企業や学校が用意したら一度は使ってみたいと思う方も多いかもしれませんね。

佐藤まきこ

最終更新:9/19(木) 6:00
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