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新手口の詐欺 初の緊急特別警報 岡山県南部に県警、カードすり替え

9/19(木) 12:32配信

山陽新聞デジタル

 岡山県内で今年に入り、警察官をかたって、キャッシュカードをすり替える新しい手口の特殊詐欺が急増しているとして、県警は19日、不審電話が多発する県南部に初の「緊急特別警報」を発令した。警察官による高齢者宅の訪問など、被害撲滅に向けた取り組みを強化する。

 新手口は、犯人は警察官を名乗り「カードが不正利用されている」と電話で告げ、自宅を訪問。カードを預かり封筒に入れた後、印鑑を取りに行かせるなどした隙に偽物とすり替えてカードを盗み、現金を引き出す。

 この手口による県内の被害は、今月18日現在で28件約6530万円に上り、前年同期の3件約90万円から大幅に悪化。県警は集中的な対策が必要だと判断し、緊急特別警報の発令を決めた。

 対象地域は同様の被害を認知した岡山、倉敷市など9市2町。警察官が高齢者宅を訪問し、手口を紹介したちらしを配るほか、駅やスーパーでの啓発活動、不審電話の発生地域での捜査員による警戒活動も強化する。

 警報は当面継続する方針で、生活安全企画課は「民生委員や金融機関などとも連携し、県民への手口の周知を図り、危機意識を高めたい」としている。

最終更新:9/19(木) 12:32
山陽新聞デジタル

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