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背番号「11」=切り札? 高校日本代表の背番号11を背負ってきた選手の活躍を振り返る

9/19(木) 6:30配信

高校野球ドットコム

 高校日本代表の背番号を追っていくと、いろいろな気づきが得られる。前回、エースナンバーを「18」を仮定し、これまで背負った投手を紹介してきた。
 さらに掘り下げて、背番号10番台を背負った投手の活躍を振り返ると、大会で切り札的な活躍をした投手は、背番号「11」が非常に多い。

中国戦に登板する岸の投球シーン

 背番号11を背負った歴代の投手たちをまとめてみた。

2014年:岸 潤一郎(明徳義塾‐拓大中退‐徳島インディゴソックス)大会2位
 この大会では二刀流として活躍。レフトでスタメン出場し、4試合で11打数4安打4打点の活躍。投手としては中国戦で2イニングで6者連続三振を奪う好リリーフ。さらに準決勝では6番レフトでスタメン出場し、8回表からDH解除でリリーフ。2回を投げ、2奪三振、無失点の好リリーフを見せ、サヨナラ勝ちを演出した。

2015年:佐藤 世那(仙台育英‐オリックス)大会2位
 この大会ではエース格として大活躍。一次ラウンドのアメリカ戦では、自慢のフォークが冴えわたり、9奪三振、完封勝利。これまで苦戦しているアメリカ相手にまさに一世一代のピッチングを見せた。その後もカナダ戦で2失点完投勝利。決勝戦のアメリカ戦でも先発し、計22回を投げ、28奪三振の好投を見せ、準優勝に大きく貢献した

2016年:寺島 成輝(履正社‐東京ヤクルト)大会優勝
 当時、高校生ナンバーワン左腕と呼ばれた寺島が11を背負った。2試合に先発して、12イニングを投げ、25奪三振、防御率0.00を記録し、最多勝、最優秀防御率、ベストナインを受賞した。アジア大会優勝の原動力となった。

2017年:清水 達也(花咲徳栄‐中日)大会3位
 夏の甲子園優勝投手。140キロ後半の速球、落差抜群のスプリットが冴え、主にリリーフとして4試合に登板し、7.1回を投げ、9奪三振、自責点1と好投を見せ、活躍を見せた。

2018年:柿木 蓮(大阪桐蔭‐北海道日本ハム)
 2018年の夏の甲子園優勝投手。永田監督の評価も高く、「困ったら柿木」というぐらい重要な場面の登板が多かった。アジア大会では3試合に登板して、9.1回を投げ、1失点、防御率0.96と抜群の安定感を発揮した。

 振り返ると、背番号11を背負った投手はかなり重要な活躍を見せ、勝利に貢献している。今年の背番号11は佐々木 朗希(大船渡)。岩手の大スターで日本ハム時代に背負った大谷 翔平と同じ背番号でエース級の活躍が期待されたが、血豆の影響で、韓国戦の1試合しか登板できなかった。

 佐々木は大会中、ブルペンの投球では好調だったという声が多い。佐々木をうまく運用できなかったことも5位敗退の要因の1つだったといえるだろう。

 2014年から振り返ると背番号11を背負った投手の活躍は日本代表の命運を握っているともいえる。そうなると2020年のアジア大会ではどんな投手が背負うのか、見逃せない。

最終更新:9/19(木) 7:55
高校野球ドットコム

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