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意味を感じられないと、人は壊れる。日本企業のビジョンは重要な要件を満たしていない

9/19(木) 13:30配信

新R25

「これからの時代は、これまで『優秀な人材』と評価されていた人が時代遅れの存在になる」

電通、ボストンコンサルティンググループで組織開発などに従事してきた山口周さんの新著『ニュータイプの時代』の主張です。

働き方が変わっていくように、社会で必要とされる人材も変化している。これまで通りの成功体験では通用しない時代になってきた、と山口さんは警鐘を鳴らします。

そして、同書のなかでこれからの時代に活躍する「ニュータイプ」の存在を提示しました。

40年以上も働くであろう20代のビジネスパーソンにとって目指すべきその「ニュータイプ」とは?

同書から記事を抜粋して、その答えに迫ります。

リーダーシップは文脈依存的

ビジネスにおいて私たちが向き合う大きな論点には「WHAT=目的は何か?」「WHY=それはなぜ大事か?」「HOW=どうやってやるのか?」の3つがあります。

特に組織の中でリーダーシップを発揮することを求められる立場にある人なら、この3つの論点に関する自分なりの方針を明確化し、組織に浸透させることが必須のこととして求められます。

ところが、ここで注意が必要なのが、これらの3つの論点の優先順位は、状況や文脈に応じて変わってくる、という点です。

たとえば市場の競争状況が固定的で大きな変化がないという状況であれば、重要になってくるのは「HOW」ということになります。

つまり、どうやって同じことを競合よりも効率的にやるのか、というのが経営上の大きな論点になってくるということです。

あるいは一刻の猶予もない危機的状況ということであれば、悠長に「WHAT」や「WHY」を話している時間はなく、とにかく「HOW」だけを指示してまずは難局を乗り切ることが先決でしょう。

しかし一方で、「HOW」だけで組織を引っ張っていこうとするオールドタイプのリーダーシップでは、組織に方向づけを与えることも、モチベーションを引き出すこともできません。

このような世界にあって、ニュータイプは「WHAT」と「WHY」を示し、組織にモーメンタム(勢い)を与え、モチベーションを引き出して組織のパフォーマンスを高めます。

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最終更新:9/19(木) 13:30
新R25

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