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「ファンジブル」とは何か──トークンを理解するための3つの分類 ノン・ファンジブル、ハイブリッド・トークンとは

9/19(木) 16:00配信

CoinDesk Japan

仮想通貨や暗号資産について知ろうとすると、必ず登場する「トークン」。辞書を見ると、「証拠」「代用貨幣」などと定義されているが、仮想通貨の文脈では、ブロックチェーン上で発行された「仮想通貨」を指すことが多い。

仮想通貨を発行して資金を調達するICO(イニシャル・コイン・オファリング)のブームが過ぎ、最近ではSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)が注目されている。今後ブロックチェーンを基盤とした「分散型金融」が広がることも予想されており、トークン活用の重要性はビジネス、金融においてますます高まるだろう。

そこで「トークンとは何か、一体どのようなものなのか」について、一つの分類方法から確認しておこう。

他のトークンと「代替可能か」で3種に分類

JPモルガン・チェースやマイクロソフト、アクセンチュアなども加盟するイーサリアム企業連合(EEA)が2019年、ブロックチェーン基盤のトークン分類法を確立するために「トークン分類イニシアチブ」を発足させた。

イニシアチブによれば、トークンは以下の3種に分類される。分類のポイントは「同じ種別の他のトークンと代替できるかどうか」ということだ。

ファンジブル・トークン(FT)──代替できるトークンノン・ファンジブル・トークン(NFT)──代替できないトークンハイブリッド・トークン(HT)──上述2つの中間に位置するトークン

ファンジブルとは──「ビットコイン」「現金」など代替可能なもの

ファンジブルとは“代替可能な”ことを表す。ファンジブル・トークンとはつまり、同じトークンであれば、他のトークンと取り替えても価値は変わらないということだ。

ファンジブルな資産の一例が「現金(キャッシュ)」だ。ある1万円札は、他の1万円札と同じ価値を持つ。自分が持っている1万円札を、誰かの1万円札と交換しても、「1万円」の価値は同じで、同じように1万円札として使うことができる。

仮想通貨はどうだろうか。「ビットコイン」などの仮想通貨もブロックチェーンを基盤としたファンジブル・トークンといえる。なぜなら1ビットコイン(BTC)は、他人が持つ1BTCと交換しても、価値は同じ1BTCと同じだからだ。

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最終更新:9/19(木) 16:00
CoinDesk Japan

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