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狭い受付スペースでも活用、PFUがコンパクトなスキャナ

9/19(木) 11:15配信

BCN

 PFU(半田清社長)は9月18日、搭乗手続きなど航空会社やホテルの窓口業務に適した最小サイズのイメージスキャナとして「fi-800R」の販売を開始すると発表した。税別価格は9万8000円、10月15日から順次出荷する。



 同社の宮内康範・執行役員常務は、「分散型デバイスの広がりやRPA・AI市場の成長、本人確認の厳正化や自動化・省人化など、窓口業務のあり方が変化している。PFUは、日々スキャナの小型化技術を磨き提供してきたが、自社製品が本当に現場のニーズにマッチしているのか検証が必要と思った」と指摘。世界7カ国を訪問して窓口業務の実態を調査したことを明らかにした。その結果、「窓口業務ではパスポートなどをスキャンするケースが多い。それらを一時的とはいえバックヤードに持っていき、そこでスキャンをするが、それに対して、お客様には不安がある。窓口ではパソコンやプリンタなどの周辺機器が混在しているケースが多く、もっとコンパクトにする必要性があった。またスキャン前の原稿整頓・仕分けなど手作業時間の削減、ミスの抑制などが求められている」と判断したという。

 こうした点から、受付やカウンターなど限られたスペースで最適に利用できるコンパクトさと簡単性能を追求したコンパクトな製品を開発した。

 fi-800Rはトレイ全開時の設置面積が従来製品の約2分の1の省スペース化を実現。パスポートや通帳、免許証などをそのまま読み取る「リターンスキャン」機能を搭載し、厚みが最大5mmの原稿にも対応する。また読み取り時に原稿の傾きを1枚ずつ補正する世界初の「自動スキュー補正」機能を搭載。乱暴に原稿を設置し読み取りを開始しても読み取り原稿を1枚ずつ真っ直ぐに補正し、原稿詰まりや画像欠けを無くし再読み取りの手間を最小化できる。

 同社の石井智・執行役員は、「多くの訪日客が訪れるホテルのフロントや診療所、自治体の窓口を中心に販売していく。全世界を対象に展開し、今後3年で30万台、このうち国内は3万台を見込む」と語った。

最終更新:9/19(木) 16:01
BCN

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