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新型「911」はポルシェ全利益の30%近くを稼ぐ-中国でも問題なし

9/19(木) 7:44配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 過去1年間に発売された最も収益性の高い車は、テスラでもランボルギーニのようなスーパーカーでもなかった。

その栄冠に輝いたのはポルシェの新型「911」だ。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)がまとめた最近のリポートによれば、投入以降、新型911はポルシェ全利益の30%近くを稼いだ。

フェラーリの「F8トリビュート」やアストンマーティンの「DBX」、メルセデス・ベンツの「GLE」、BMWの「X5」も利益率は高いが、メーカーの利益全体に占める割合という点ではポルシェ911に及ばない。

F8トリビュートのセールスマージンは50%だが、フェラーリの自動車利益全体では17%しか貢献していない。

アストンマーティンは2020年にDBX4500台の販売を見込む。ただDBXだけの全体への貢献度は21%だ。スポーツタイプ多目的車(SUV)に目を向けると、メルセデスのGLEは「GLS」と合わせても20年利益全体の24%となる見通し。BMWのX5は同社自動車利益の16%を占めるにとどまるという。

BIの自動車株調査アナリスト、マイケル・ディーン氏は電話インタビューで、次世代を担う最近の911投入がポルシェの利益を特に膨らませるだろうと語った。「非常に単純な計算だ。911はとても収益性がある」と指摘する同氏は、オプション装備を加味すれば「利益率は極めて大きくなる」と述べ、メーカーにとってうま味の大きいセラミックブレーキやターボ車に触れた。

ドイツの自動車メーカー各社は今、米国との貿易戦争を抱える中国の市場低迷に苦しんでいるものの、ポルシェは影響を免れるはずだとも分析。中国で「何の問題もない。ポルシェは先を行っている」とディーン氏は話した。

原題:Porsche 911 Carries the Weight Till Taycan Profitable in 2023(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Hannah Elliott

最終更新:9/19(木) 7:44
Bloomberg

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