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自我を捨てたオールラウンダー、長岡萌映子が日本代表のインサイドを高みへと導く

9/20(金) 19:05配信

バスケット・カウント

鼻骨骨折も「再び折れる心配は全くなくプレー」

文・写真=鈴木栄一

女子のアジアカップが9月24日に開幕する。日本代表は、渡嘉敷来夢が復帰したことでインサイド陣の大きな戦力アップに成功し、4連覇に挑む。渡嘉敷と高田真希の4番、5番コンビは実力、経験ともに申し分なく日本のアドバンテージとなる。だが、『ストレッチ4』として強化試合で結果を残した谷村里佳がひざの炎症でメンバーから外れ、2人に続くベンチメンバーには不安が残る。それだけに長岡萌映子にかかる期待は大きい。

8月下旬に開催されたチャイニーズ・タイペイとの強化試合、長岡はその前に行われた中国遠征の試合中に相手の肘打ちを受けて鼻を骨折したことで欠場。まだ、完治していないため、アジアカップでは「オーダーメイドで作ってもらって、鼻以外のところは極力スペースを空けてもらいました」というフェイスガードをつけて出場する。

鼻の骨折直後であれば、激しいコンタクトの多いゴール下でのプレーに躊躇が生まれてしまってもおかしくない。しかし、長岡にそういった心配は不要だ。

「もともと、ゴール下での競り合いで折った訳ではないので、メンタル的に密集地帯に行けない、中に突っ込めない、といったことはないです。トレーナーさんたちは私の鼻を気にしてくれていますが、1回練習で顔に接触があってコートの外に出た後、すぐに中に突っ込んで行ったのを見て『すごいな』と言われました。その時、私自身は再び折れる心配とかしないでプレーしていました」

冒頭でも触れたが、ここまでの練習の布陣や強化試合の起用法を見れば、長岡は先発に故障者などアクシデントがない限り、シックスマンでの起用となるだろう。ベンチメンバーが、先発を奪い取りたいと虎視眈々とプレーすることもチームの活性化といった観点からは大事な要素だ。ただ、長岡は「先発でやりたいという気持ちを持つことも、必要だと思います」と語る一方で、今の自身がそういうスタンスでいることはチームのためにならないと考える。

「もう試合の1週間前で、今の自分がそういう考えでいるのはわがままになると思います。役割はコーチが決めること。スタートは違う人かもしれないですけど、出る時間はゼロではないですし、良いプレーをすれば使ってもらえます。先発でなくともチームに何ができるか。そういうところは去年のワールドカップで学んだので、気持ちの切り替えはできています」

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最終更新:9/20(金) 19:05
バスケット・カウント

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