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低価格ビジネスノート「ThinkBook」新作を実機チェック - IFA 2019

9/20(金) 19:11配信

マイナビニュース

レノボはIFA 2019に合わせて、低価格なビジネス向けノートPC「ThinkBook」シリーズの新モデルを発表しました。また、ThinkPad X1 CarbonおよびThinkPad X1 Yogaにも、CPUを第10世代Intel Coreプロセッサに強化したモデルを追加しました。ThinkBookシリーズ新モデルの概要は別記事を参照いただくとして、ここでは展示されていた実機を写真で紹介します。

【写真】ThinkBook 14の天板。ThinkPadシリーズを彷彿とさせるフラットで直線的、シンプルなデザイン。重さは1.5kg

ThinkBookに14型液晶と15型液晶の新モデル

レノボのビジネス向けノートPCといえば、やはりThinkPadシリーズですが、そのDNAを受け継ぎつつ、低価格化を実現したモデルがThinkBookシリーズです。今回発表されたのは、14型液晶を搭載する「TinkBook 14」と、15.6型液晶を搭載する「ThinkBook 15」の2モデルです。


いずれも、マグネシウム合金とアルミニウム合金を採用したボディで、カラーはシルバーを採用しています。基本的にブラックボディのThinkPadシリーズとは、明確に異なる印象です。ただ、フラットかつシンプル、直線的なボディデザインは、ThinkPadシリーズを彷彿とさせます。

詳しい本体サイズは公開されていませんが、ThinkBook 14とThinkBook 15は、ディスプレイの左右は狭額縁の仕様。14型や15型といったサイズの割には、ボディはコンパクトにまとまっています。重さは、ThinkBook 14が1.5kg、ThinkBook 15が1.8kgと、実際に手にしてみるとそれなりに重いのは仕方ありません。モバイル向けというよりは、デスク使いが中心で、会議などで別の部屋に持ち出す……といった使い方に向いています。


キーボードはThinkPadのキーボードに近い、アイソレーションタイプを搭載しています。ピッチは19mmフルピッチを確保していて、ストロークが深く、打鍵感も含めてThinkPadのキーボードに近いイメージです。ThinkBook 15にはテンキーも備わっています。

ポインティングデバイスは、クリックボタン一体型のタッチパッド。ThinkPadシリーズでおなじみのTrackPointや、物理クリックボタンがない点は残念ですが、このあたりは低価格モデルということで仕方ない部分でしょう。


ディスプレイは、ThinkBook 14、ThinkBook 15とも、非光沢(ノングレア)液晶です。実機を見た限りでは、このクラスのノートPCとして十分な表示性能でした。おそらく、ThinkPadシリーズの広色域パネルと比べてスペック的には劣ると思いますが、ビジネス用ノートPCとしてまったく不安はありません。


キーボード右上には、指紋認証センサーが一体となった電源ボタンを配置しています。ボタンを押すと、電源投入と指紋の読み取りを同時に行うため、Windows 10のサインインにも手間がかかりません。

ディスプレイ上部のWebカメラには、ThinkPadシリーズにも採用されている、カメラを物理的に覆うシャッター「Think Shutter」があります。シャッターを閉じることでセキュリティ性やプライバシーを高められるのが便利です。


基本的なスペックは、ThinkBook 14もThinkBook 15もほぼ同じです。CPUは第10世代Intel Coreプロセッサで、最上位モデルはComet Lakeこと6コア版のCore i7を搭載します(展示機はCore i7-10710Uでした)。メモリはDDR4-2666を最大24GB、内蔵ストレージは最大1TBのPCIe SSDと最大2TBのHDDという同時搭載が可能です。Intel Optaneメモリーにも対応しています。また、最新のIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)に準拠した無線LANを搭載できるようになっています。

側面に用意されるポート類も、ThinkBook 14とThinkBook 1は同じ。左側面にはGigabit Ethernet、HDMI、USB 3.0、USB 3.1 Gen2 Type-C×2、オーディオジャックを、右側面にはSDカードスロット、USB 3.0、電源コネクタを配置しています。さらに右側面には、マウスの無線ドングルなどを取り付けるための、カバーで覆われたUSB 2.0があります。


ThinkBookシリーズは、ThinkPadシリーズに比べると安価な製品ですが、全体的な完成度はなかなかのもの。ビジネスPCとしてかなり魅力のある製品に仕上がっているといえます。日本での発売にも期待したいところです。

ThinkBook既存モデルやThinkPad X1シリーズにも第10世代Intel Core搭載モデル

既存モデルとなるThinkBook 13sおよびThinkBook 14sにも、第10世代Intel Core搭載モデルが追加されます。実際にThinkBook 13sの第10世代Intel Coreモデルが展示されていましたが、展示機はCore i7-10710Uを搭載していました。

このほか、最新の第7世代 ThinkPad X1 Carbonと第4世代 ThinkPad X1 Yogaにも、第10世代Intel Core搭載モデルが追加されました。こちらも近々発売になるとのことです。

平澤寿康

最終更新:10/7(月) 9:22
マイナビニュース

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