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「凪のお暇」今夜最終回 本質は「慎二かゴンか」の三角関係決着じゃない 単純な恋愛ドラマで終わらないのがこのドラマの魅力だ

9/20(金) 18:13配信

ねとらぼ

 9月14日に「凪のお暇」(TBS系)の第9話が放送された。大島凪(黒木華)と我聞慎二(高橋一生)は共通項が多過ぎる。徹底的に見ていく。

【画像】一目でわかる相関図

親から罪悪感を与えられる凪と慎二

 凪と慎二は似た者同士。今回のテーマは「毒親」である。

 凪の結婚相手(と偽った)慎二と初対面したときの夕(片平なぎさ)の圧は異常だった。笑うだけであんなに圧を出せるとは……。

 夕「まあ! 慎二さんのお父様、霞が関でご立派なお仕事してらっしゃるのねえ」

 慎二の父が官僚だと知り、大喜びする夕。その喜びは「娘がいい人とお付き合いしている」ではなく、明らかに「私はやっと地獄から抜け出すことができる」というワクワク感からくるものだ。

 この様子を横目で見る隣人たちは、凪を心配している。一番の年長者、吉永緑(三田佳子)はしみじみつぶやいた。

 緑「家族って厄介ねえ」

 三田佳子にこのセリフを言わせるなんて、余計にハートに響いてくる。

 慎二の祖母の米寿祝いのパーティに凪と夕は招待された。慎二の母・加奈子(西田尚美)は興信所で凪の家族について調べていた。凪の父が借金で蒸発していたこと、凪がすでに会社を退社していることを知った加奈子は、慎二との結婚を認めなかった。

 加奈子「もし、こんなことが皆様にバレたら、お母さん恥ずかしくて死ぬしかないわ」

 加奈子は事あるごとに「死ぬしかない」と言う。慎二は幼い頃からこの言葉を聞かされていたはず。夕とタイプは違うが、彼女も罪悪感を与える形で子を脅迫する母親である。

 ここからパーティ会場は修羅場と化す。突如、慎二の兄・慎一(長谷川忍)が乱入し、我聞家の仮面を剥ぎ取りにいったのだ。よそに愛人と子どもを作っている父。整形依存症の母。自分はアメリカの大企業務めなどではなく日本でYouTuberをしている。右往左往して泣き顔になる慎二を見た夕は、あざ笑いながら凪に吐き捨てた。

 夕「昔からそうだもんね。あなた、何やらせてあげたって何一つ身にならないで、お母さんの期待に応えたこともない、一度だって。そのあげくのこれね」

 月に3万仕送りをし、車検代、リフォーム料金を立て替えても、この言い草か。人間は自分の幸せが一番大事であるべき。他者の期待に過度に応えることで歪みが生じることもある。空気は読むものではなく、吸って吐くものだ。

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最終更新:9/20(金) 18:13
ねとらぼ

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