ここから本文です

続・ドラゴンズはノーヒットノーラン投手の宝庫だった!

9/20(金) 10:11配信

CBCテレビ

ノーヒットノーランをプロ野球史上最年長の41歳1か月で達成した中日ドラゴンズ山本昌投手は、自身の引退記者会見で「生涯のベスト」と明らかにしたのは、実はノーヒットノーランの試合ではなかった。それほど大記録達成というものは摩訶不思議であり、「野球の神様」が差配するものなのかもしれない。

大野雄大が成し遂げた快挙

ドラゴンズの背番号「22」大野雄大投手が、ノーヒットノーランを達成した。
2019年9月14日。「左腕」「舞台はナゴヤドーム」「9月」「連休の週末土曜日」「デーゲーム」「相手は阪神タイガース」「内野手のエラーによって完全試合ではなくなった」など、山本昌投手の快挙との共通項の多さが今さらながら感慨深い。
このゲームでの大野投手の大胆不敵な表情と所作は、昨2018年シーズンでは見ることができなかったものだ。今季、登板の度に私たちファンはそれを頼もしく目撃してきた。そしてこの日は回を追うごとに、その大胆不敵さは深まっていったように思う。
打者29人に対し126球。こうして大野雄大はプロ野球81人目の、ドラゴンズでは12人目のノーヒットノーラン投手として、歴史に名を刻むことになった。

「エースの座」それは崇高であれ

厳しい見方をすれば、大野雄大という投手が「エースの座」に就いたことはこれまでなかったのではないだろうか。
エース候補ではあった、しかしエースではない。一番の理由は勝ちと負けの数が拮抗していることである。2013年に初めて二けた勝利を挙げた時も10勝10敗、翌年こそ10勝8敗と2つ勝ち越したものの、自己最多の11勝した2015年も10敗している。野球が勝ち負けを競うゲームである以上、この“貯金”の少なさは残念だ。
通算成績も今シーズン前で49勝53敗と4つの負け越し、「エース」という称号は崇高なもの、だからこそ、あえて大野投手には厳しい視線を注いできた。
しかし、今回のノーヒットノーラン達成によって「エース」という肩書を自らの手で力強く手繰り寄せた。そんな成長ぶりを感じて嬉しかった。大野投手には早く通算成績での“貯金”を積み上げてほしい。

1/2ページ

最終更新:9/20(金) 10:33
CBCテレビ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事