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【千葉県君津市議選】災害の後でも選挙の延期は難しい?|公選法の規定は?選管の判断は?

9/20(金) 5:30配信

選挙ドットコム

選挙ドットコム
難しい判断を下されたのですね…ありがとうございます。
有権者の皆さんから、なにか問い合わせなどはありますでしょうか?

君津市選管
様々な声をいただいておりますが、「こんなときに選挙を行わなくても…」という声もいただいております。
市では台風被害への対応や復旧に関する情報を防災無線を用いて流しているのですが、「防災無線の音に選挙カーの声が重なって聞こえない」という声もあります。

選挙ドットコム
選管の方としてはとても心苦しい状況ですね。
選挙中で台風被害への対応があり大変お忙しいところ、お時間いただき誠にありがとうございました。

延期ができなかった理由をまとめると…

取材した内容をもとに、君津市議選がなぜ延期できなかったのかをまとめると、

1、任期満了との関係
君津市では現職の市議会議員の任期満了が9月27日となっており、公選法第33条第1項の規定では「任期満了の30日以内」に選挙を行わなければならないため延期ができなかった。阪神淡路大震災や東日本大震災のときには、例外的に臨時特例法によって延期がなされていた。

2、「繰延投票」の条件にはあたらないという判断
投票日を延期する「繰延投票」の公選法第57条第1項の規定はあるが、条文にある「天災その他避けることのできない事故により、投票所において、投票を行うことができないとき」にはあたらないという判断を選管がしたため。選挙運動がやりづらいかどうかではなく、あくまで「投票日当日に投票ができるかどうか」によって判断しなければならないようです。

今回の君津市議会議員選挙をきっかけに、災害時における選挙の延期についてあるべき姿の議論が進むのでしょうか。
選挙ドットコムでは台風被害の復旧の最中で有権者の選挙情報集めが難しいことを鑑み、君津市議選の候補者に取材を依頼し、お受けいただいた候補者の動画などを特設サイトにて公開します。

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最終更新:9/20(金) 5:30
選挙ドットコム

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