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【特集】学校法人で巨額不明金問題が相次いで浮上 一体何が!?元理事長の女性らに直撃

9/20(金) 18:31配信

MBSニュース

大阪の女子高校や大学を運営する学校法人「明浄学院」で、大学の運営資金などを巡る問題が浮上している。その額は20億円以上に上るが、一体何が起きているのだろうか?

大学資金1億円を仮想通貨(暗号資産)に流用!?

大阪府にある学校法人・明浄学院。大正10年開校の歴史ある女子高「私立明浄学院高校」や日本初の観光大学として知られる「大阪観光大学」を運営しているが、この学校法人はいま、2つの巨額不明金問題に揺れている。今年6月に録音された、明浄学院の理事らの発言とされる音声には、理事らが理事長に辞任を迫る物々しい内容が記録されていた。

【録音された音声の内容】
「辞任しますか?しませんか?」(当時の理事とみられる男性)
「考えさせてください。」(当時の理事長とみられる女性)
「考えさせる余裕はないんですよ、責任を感じないんですか?」(当時の理事とみられる男性)
「私自身が学校のために精一杯やっていましたので…」(当時の理事長とみられる女性)

取材班が入手した学校法人の関連会社の経理資料をみると、仮想通貨(暗号資産)を取得するために学校法人から1億円が支出されたと記されている。学校法人によると、去年4月、当時学校法人の理事長をしていた女性が理事会に諮ることなく大学の運営資金から1億円を自身が取締役を務める関連会社に振り込むよう指示。1億円はその日のうちに関連会社の社員により引き出され、仮想通貨(暗号資産)の購入にあてられたという。

さらに…

「元理事長から関連会社の社員に宛てられたメールとされるものには、『口外一切無し』と書かれています。」(記者リポート)

仮想通貨(暗号資産)への1億円の投資は極秘で行われていたことがうかがえるが、その価値は大幅に下落し、20万円程度になってしまったという(今年7月当時)。なぜ当時の理事長は勝手に1億円もの学校の資金を流用したのか?

冒頭の音声データは、この問題の発覚後に当時の理事らが理事長を追求した際のものだという。

【録音された音声の内容】
「銀行から何から全部断られてどうしようもなくて、ほんまに皆さんに相談したら良かったんでしょうけども。毎日毎日金策に走っていた。」(当時の理事長とみられる女性)
「責任を感じないんですか?」(当時の理事とみられる男性)
「私自身が学校のために精一杯やっていましたので。」(当時の理事長とみられる女性)
「私は一生懸命やっている?みんな一生懸命やっているんですよ。自分の行為を棚に上げて、一生懸命やっていたから何やってもいい問題ではないってことですよ。」(当時の理事とみられる男性)

この話し合いの数日後、当時の理事長は辞任し、学校法人は関連会社から9000万円を回収したという。

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最終更新:9/21(土) 10:36
MBSニュース

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