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戦術的限界を再び露呈したジダン 解任へのカウントダウン開始

9/20(金) 8:22配信

SPORT.es

ジネディーヌ・ジダンが初めてレアル・マドリーの指揮官に就任した時、彼は勝利に飢えた質の高い選手達を擁していた。
ジダンはクラブの歴史上最も輝かしいページの1つを記すために自身の魅惑的なパーソナリティで選手達を惹きつけるだけで良かった。

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しかし、それは過去の事である。ジダンと会長のフロレンティーノ・ペレスは2つの事を考慮していなかった。それは現在、彼らが満足のいく戦列を有していない事と、当時とは異なり選手達が勝利に飢えていない事である。


ジダンは戦術面の限界を隠すために自身の“カリスマ性”を武器に選手達の感情に訴えていたが、すでにその効果は使い果たしている。


PSGの監督トーマス・トゥヘルはCL初戦で強力なトリデンテ、ネイマール、カバーニ、エムバペの3人を欠きながらマドリーを相手に3-0の完勝を収め、ジダンとの戦術面で圧倒的な差を示した。


ジダンは再び明確なゲームプランを持っていない事や引き出しの乏しさを露呈した。彼のチームは後方からのブロック構築が出来ておらず、ライン間が断絶した状態となり、システム的に崩壊していた。


現在のレアル・マドリーは簡単に失点を喫する非常に脆いチームとなっている。今シーズンここまで6試合で9失点、ジダンが監督に復帰した3月から合計23試合で41失点(プレシーズンを含む)を喫している。
さらに得点数はそれより2ゴール少ない39ゴールにとどまっている。


レアル・マドリーはパリで意気消沈し、ジダンはチームの不備を改善する事が出来なかった。
ジダンは2人のセンターバックにDFラインを押し上げさせる事が出来ず、PSGが20-30m間でコンパクトにプレーしていた一方、マドリーは40-50mと間延びした状態となっていた。これがプレスの完全な断絶を引き起こし、PSGに広大なスペースを利用され、いとも簡単にディフェンディングサードに進入を許した。


ヴェラッティとゲイェは中盤を支配しながらディ・マリア、サラビア、イカルディという攻撃陣にボールを供給し、マドリー守備陣を圧倒した。ライン間のあまりの断絶ぶりによってレアル・マドリーは90分間を通して決定機を作る事が出来なかった。
それは皮肉にもケイラー・ナバスへのオマージュとなり、ジダンの戦術的解決策の乏しさを明快にする事となった。


ジダンの手段は底をついており、サポーターをうんざりさせる時代遅れのサイクルは、会長フロレンティーノ・ペレスからの信頼を危ういものにしている。


ベルナベウがジダンの解任を要求した時、彼はウォーミングアップをして待ち構えているモウリーニョと入れ替わりでその立場を失う事になるだろう。

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最終更新:9/20(金) 8:22
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