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セ・リーグ本塁打王へひた走る、ネフタリ・ソト(横浜DeNAベイスターズ)のバッティングは父の教えがあった【前編】

9/20(金) 12:06配信

高校野球ドットコム

  2018年6月、彗星のごとく現れたカリビアンが、ホームランを連発。瞬く間にキング争いでトップに立つと、その勢いはシーズン終了まで衰えず、来日1年目にしてホームラン王のタイトルを獲得。
 その男の名は、ネフタリ・ソト。今季も順調にホームランを量産し、19日の広島東洋カープ戦ではサヨナラを含む2本のホームランを放って42本まで積み重ねた。2年連続でのタイトル獲得を視野に入れる男の長打力のルーツに迫った。

【写真】サインが書かれた色紙をもって笑顔で撮影に応じたソト選手

父から教わった「右方向」へのバッティング

 横浜スタジアムのバックネット裏にあるインタビュールームに入り、いざ撮影しようかという瞬間、かぶっていたキャップを隠し、おどけてみせたソト。その一瞬で同席していたスタッフの緊張が解け、穏やかな空気の中でインタビューは始まった。

 カリビアンのイメージ通り陽気なソトだが、打席では鋭い目つきで投手をにらみ、懐の深い構えからフォロースルーの大きなスイングを繰り出し、圧倒的な飛距離のホームランを連発する。今季も42本塁打(9/20時点)を放っている。

 「僕は小さい頃から、全身を使ってボールに向かい、強い打球を打つことを心掛けてきました。それは今でも意識していますし、日ごろから心掛けています。

 まず練習をしっかりやるんですが、練習の段階から試合を想定していれば、試合に入ったときに自然と練習通りのプレイができます。そうやって練習に取り組んで行くことが大事です。」

 ソトの打球は右方向にも伸びる。その要因について本人は「これも小さい頃から父親とバッティング練習をする中で、『ライト方向に強い打球を打て』と言われていたので、それが今でも身に付いていて、自然とそうなっています」と話す。

 「今は、バッティング練習の中で、最初は右方向に打つように意識して、そのあとは自然な方向に打つこと(を意識しています)。ティー打撃に取り組むときにも、右方向、右方向と意識していました。」

 この意識はホームランの方向にも表れている。NPBの公式記録では本塁打の方向を左越本、左中本、中越本、右中本、右越本と5方向に分けて表しているが、それぞれの内訳は下記のようになっている(数字は9/8現在)。

方向 本数  %
左越本 10  28
左中本  9  25
中越本  5  14
右中本  1   3
右越本 11  31

 全体的な傾向としてやはり左方向へ引っ張った打球が多いが、よく聞く「中堅から右」という表現だと、36本中17本と半分近くなっている。さらに細かく見て行くと、左越本が10本に対し、右越本が11本と、流してのホームランが多いのだ。
 この数字からも、ソトが引っ張りオンリーの打者でなく、状況に応じて流し打ちもできる打者だということが分かる。このことは後述する、状況における打撃の話でも納得できる。

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最終更新:9/20(金) 13:52
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