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アニメ「ご注文はうさぎですか?」5周年 主人公ココア役・佐倉綾音「ずっと手探りだった」日常系アニメとの日々

9/20(金) 12:39配信

AbemaTIMES

 2014年に放送されて以来、女の子たちの“ゆるふわ”な会話が人気となったアニメ「ご注文はうさぎですか?」(以下、ごちうさ)。原作が4コマ漫画ということもあってか、主人公・ココアを中心に描かれた女の子たちの会話は、実に他愛もないが、その脱力感が多くのファンの反響を呼んだ。第1期放送から5周年となった2019年。9月26日に新作OVAを発売。さらに2020年には第3期の制作も発表されている。今回、5周年とOVA発売を記念して、ココアを演じる声優・佐倉綾音にインタビューすると、未体験だった「日常系アニメ」について「何も起こらないのに、大丈夫なんだろうかとずっと手探りでした」「ココアの役は受からないと思っていた」というエピソードが明かされた。

-「ごちうさ」が5周年を迎え、新作OVAの発売、第3期の制作も決定しています。この5年間を振り返って、どんな感想をお持ちですか。

佐倉綾音(以下、佐倉) 育てていただいたコンテンツという印象が強いですね。1期が始まった時、日常系アニメというのがちょうど流行り出した時期だったこともあって、私たちは(作品が)たどりつく場所を知らなくて。すごく手探りで、手応えのないままアフレコをずっと続けていた記憶があります。そんな中でもオンエアが始まったら、予想を上回る反響がありまして。「何も起こらないのに、本当に大丈夫なんだろうか」と思いながら、台本読んだり、アフレコを進めたりしていました。何も起こらないことに対してそこまで反響が来ることに、キャスト一同びっくりしていましたね。わからないなりに、肩の力を抜きながら、きちんとやるべき役割をこなしていたらたどりついたという気がします。

-今では定番となった「日常系アニメ」は、大きなイベントがないので不安にもなりますね。

佐倉 「日常系」というアニメの概念を私もちゃんと理解していなかったので(笑)本当に女の子が楽しそうにしゃべっているだけでいいんだろうか、キャラクターたちは楽しいかもしれないけれど、見ている人はどういう気持ちなんだろうとか、毎週見てくれるんだろうかとか…そういう手探り感はありましたね。

-その「手探り感」に手応えが出てきたのは、どんなことからですか。

佐倉 これは私の考え方のひとつなんですけど、作品の手応えが届くのって、ファンの方からだけじゃなくて、周りのスタッフさんや友人から「見たよ」「流行ってるよ」と言われることだと思っているんです。「あ、すごく世の中に響いているんだな」というひとつのわかりやすい指標で、「ごちうさ」も、ちょうど1期が終わったくらいの時期にそういう風に言っていただくことがとても増えたんです。女性の方からも言ってもらえることが増えたのは、2期あたりですかね。キャストたちの中では「本当にこれでいいんだろうか」「今回も何も起こらないけど」という話は、1期あたりからしていたんですけど(笑)これがどうやってみなさんの心に届くんだろう、とも思っていました。

 あと私の中で大きかったのは、監督の橋本裕之さんがとても楽しそうに作品を作っていた様子ですね。すごく自信と愛を持って作品づくりをされていて。橋本さんはコミュニケーションもとても上手な方で、監督さんにしては珍しいくらい、1期のときから役者にしゃべりかけに来てくださるんです。橋本さんの自信を、私の自信にも変えながらアフレコに臨んでいました。

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最終更新:9/20(金) 12:39
AbemaTIMES

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