ここから本文です

トヨタ「スープラ」復活! 初代登場から41年経った歴史とはどんなもの?

9/20(金) 16:10配信

くるまのニュース

トヨタを代表する「スープラ」の歴史とは

 2019年5月、通算5代目となるトヨタ新型「スープラ」が復活し、日本デビューを果たしました。

懐かしい歴代スープラ! 初代から現行モデルを画像で見る!

 BMWと提携するという新たな試みから生まれた新型モデルは、2社でプラットフォームを共有し、BMWはオープンスポーツの新型「Z4」を作り上げ、トヨタは「直列6気筒+FR方式」をDNAとするスポーツクーペの新型スープラを送り出したのです。

 世界中にファンが多いスープラは、どのような経緯で誕生したのでしょうか。

 1970年に国産初のスペシャリティカーとして登場した初代「セリカ」が、1977年に2代目モデルとなり、その上級モデルとして翌年の1978年に「セリカXX(北米名スープラ)」が誕生しました。

 北米市場向けのクルマとして誕生したスープラは、セリカの全長を140mm、ホイールベースを130mm延長して直列6気筒エンジン搭載したモデルです。

 日本ではセリカXX(A40型)を名乗った豪華なGTモデルで、上級モデルには「クラウン」から移植した4M-EU型2.6リッター直列6気筒エンジンを搭載し、後期モデルのA50型では5M-EU型2.8リッター直列6気筒エンジンに換装、後輪足回りが固定軸からセミトレーリングの独立式に進化しました。

 1981年7月には、セリカXXとスープラ(A60型)は2代目へとモデルチェンジします。先代が担った豪華なGTという立ち位置は初代ソアラに譲り、A60型のスタイリングは先代から一転して直線基調のデザインとなりリトラクタブルヘッドライトを採用。

 ボディサイズは拡大され、全長4660mm×全幅1685mm×全高1315mmとなりましたが、ホイールベースは15mm短縮し、トレッドをプラス60mmとワイド化しています。

 このA60型のトピックはパワートレインで、初代ソアラの上級版から移植した5M-GEU型2.8リッター直列6気筒エンジンを搭載。その最高出力は170馬力を発揮しました。

 2リッターバージョンも用意され、こちらは新開発1G-GU型OHCとなり、直列6気筒DOHC24バルブ搭載の「2000GT」が加わります。いずれのエンジンもトランスミッションは5速MTと4速ATを組み合わせています。

 この時期、トヨタ車のステアリングシステムは大きく進化します。1978年に登場したトヨタ「スターレット」を皮切りにソアラ、「マークII」など次々にスポーティなラック・アンド・ピニオン式となるのです。

 そして、このA60型XXもこの新しいラック・アンド・ピニオン式ステアリングシステム(パワーアシスト付)を採用。また、上位グレードのブレーキは全輪ベンチレーテッドディスクにアップデートしています。

 その後、1986年には2代目セリカXXの販売が終了します。そして、3代目モデルでは国内外での車名をスープラに統一してA70型が登場しました。

 ボディタイプは、先代同様3ドアハッチバックのみで、リトラクタブルヘッドライトのフロント部は先代の面影を残し、リアはCピラーをガラスで覆うヒドゥンピラーとする特徴的な造形に変更されます。

 ボディサイズは全長4620mm×全幅1690mm×全高1310mm、ホイールベースは先代に比べて20mm短縮され、ソアラよりも75mm短い2595mmでした。

 A70型のパワートレインには、馬力のことなる4種類の2リッター6気筒ガソリンエンジン(うちターボ1種類)と、2.5リッターガソリンターボエンジン、3リッターガソリンターボエンジン搭載し、トランスミッションはソアラと同じ5速MTと4速ATです。

 ソアラと同時に開発が進められたA70型は、リアルスポーツを目指し、4輪ダブルウイッシュボーン式サスペンションをはじめ、FRスポーツに求められるハンドリングと運動性能の追及には力が入っていました。

 途中、エアロトップ(ルーフ部分だけがオープンになるもの)を追加しながら、1988年にはマイナーチェンジを受けて、フロントマスクおよびテールライトのデザインを変更しています。

 また、モデル末期の1990年8月には、これまでの最上級グレード「3.0GT」系のエンジンを新たに「マークIIのスポーツグレードに採用された2.5リッターツインターボ1JZ-GTE型に換装して、ダンパーをビルシュタイン製とした「2.5GTツインターボ」が登場しました。

1/2ページ

最終更新:9/20(金) 19:02
くるまのニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事