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[AFC U-16選手権予選]U-15日本代表は「ノルマ達成」の8-0快勝!2連勝で最終戦へ

9/20(金) 23:38配信

ゲキサカ

[9.20 AFC U-16選手権予選第2節 U-15日本代表 8-0 U-15カンボジア代表 ラオス]

 20日、AFC U-16選手権2020予選グループJの第2戦がラオスのビエンチャンの国立競技場で開催され、U-15日本代表はU-15カンボジア代表と対戦。FW森本空斗(サンフレッチェ広島ユース)のハットトリックなどで8-0の大勝を飾った。

 この日の先発は第1戦から9名を入れ替え、GK佐賀鉄生(JFAアカデミー福島U15)、DFが右から鈴木吏玖(JFAアカデミー福島U15)、藤田崇弘(セレッソ大阪U-15)、東廉太(高川学園中)、溝口修平(鹿島アントラーズユース)、中盤の中央に大迫塁(神村学園中)、福井太智(サガン鳥栖U-15)、両サイドに逢坂スィナ(柏レイソルU-15)、北野颯太(セレッソ大阪U-15)、そして前線には森本と内藤大和(ヴァンフォーレ甲府U-15)が入った。

 第1戦でマレーシアがカンボジアを7-0の大差で破っていたため、この試合についての目標は明確だった。目指したのは「最終戦でマレーシアとやるので、いかに(得失点差の)アドバンテージを取れるか」(北野)ということ。「試合前のロッカールームでもみんなで『絶対に8点取って勝とう!』という話をしてから入場した」(逢坂)。

 また、この日初先発となったメンバーには第1戦の先発から外れた悔しさもある。「率直に悔しかった」(北野)という思い、そして「良いプレーをして、第3戦では先発で出る」(大迫)という目的意識を持ってピッチに立った。競争心と闘争心をかき立てられながらの一戦である。

 このチームメンタルが序盤にいきなりのゴールラッシュを生むこととなる。まずは3分、森本が強引なまでの中央突破から相手GKをしっかり観てのフィニッシュを沈めて先制ゴールを奪うと、10分にも今度は得意の左足からの強シュートで相手GKのニアサイドをぶち抜いて2点目を奪い取る。さらに続く15分にも今度は逢坂が「とりあえず打ってやろうと思った」という弾丸シュートを突き刺し、あっという間に3-0とリードを広げた。

 ただ、このゴールラッシュが逆に焦りを生んでしまったのか、「もっと相手を揺さぶって走らせることを意識させていたはずが、みんなしゃかりきになって縦へ突っ込んでいくばかりのサッカーになってしまった」(森山佳郎監督)。連係が噛み合わずにチグハグになるシーンもあり、それでも作った決定機は決め切れず、結局、3-0のまま前半を終えることになった。

 後半、気持ちを入れ直した日本はボランチを1枚にした形へシステムも変更し、攻守のバランスを修正。エンジンをかけ直して攻め立てていく。後半開始早々の4分には、北野が得意のドリブルからのミドルシュートを見事に突き刺して4点目を奪うと、12分には内藤が、14分には逢坂が再び決めてリードを広げ、さらに18分には北野がこちらも2点目のシュートを突き刺して、7-0とした。

 ここから「あと1点」がなかなか奪えないでいたが、最後は43分に途中出場のMF山崎太新(横浜FCユース)のクロスから森本がハットトリックとなるゴールを沈めて、8-0。見事に「ノルマ達成」(森山監督)の勝利で、第3戦(対マレーシア)へ向けて大きく弾みを付けることとなった。

 森山監督は「日本人の井上和徳監督が指導されているカンボジアは『日本人のチームかな?』と思うくらいにひたむきで粘り強く、なかなか集中力が切れてくれなかった。後半、チームの形を変えたことでうまくいったと思うが、もっと落ち着いてボールを動かせるようにならないといけない。ただ、8点がノルマと言われる中で、しっかり8点を取ってきた選手たちのことは評価してあげたい」と総括。その上で、予選突破の懸かる22日の第3戦へ向けては「より多くの選手にチャンスを与えたい」と第1戦と第2戦のメンバーから出来の良かった選手を選びつつ、さらにここまで出番のなかった選手にもチャンスを与えることを示唆した。

(取材・文 川端暁彦)

最終更新:9/20(金) 23:38
ゲキサカ

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