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黒猫?ではなくクロヒョウが住宅街の屋根をウロウロ フランス

9/20(金) 14:48配信

BBC News

フランス北部の都市リールに近いアルマンティエールの住宅街で18日、屋根伝いにクロヒョウが歩いているのが目撃され、大騒ぎになった。

まだ年若いクロヒョウは、集合住宅の2階部分から突き出た棚状の屋根を行き来し、開いている部屋の窓から外に出たり中に戻ったりした。

住民たちは、1時間近くにわたって動き回るクロヒョウを、じっと見上げていた。

下のツイッターのように、クロヒョウの姿を写真に撮って、ソーシャルメディアにアップする人もいた。

https://twitter.com/antonbundle/status/1174375998248357889

https://twitter.com/lavoixdunord/status/1174607249962151936

屋根から飛び降りる可能性があったため、警察は周囲に非常線を張り、立ち入りを禁止。その一方で、クロヒョウの保護を試みる人たちは、このネコ科の動物を驚かさないよう、抜き足差し足で住宅の中へと入った。

ついには獣医が、麻酔の吹き矢を黒々とした体に命中させ、クロヒョウは住民らに危害を及ぼすことなく保護された。

■女の子がいた部屋に

リールの動物保護団体が地元紙に語ったところでは、このクロヒョウは住宅内で飼育されていた。攻撃性は全くなく、爪も短く切ってあり、健康状態も良好だという。

生後5、6カ月で、体長は小型のラブラドール犬ほど、体重は約20キロだという。

この日は、集合住宅内で階段を下り、別の住宅に侵入。中にいた15歳の女の子は、黒い生き物が部屋の中に入って来たのを見て、あわてて逃げ出したとされる。

女の子の母親は地元紙に、クロヒョウはおとなしかったと語った。

保護されたクロヒョウは、行政の野生動物の担当を経て、動物保護団体へと引き渡された。地元紙によると、クロヒョウはそこからさらに、非公表の場所へと移されたという。

警察は、他人を危険な目に遭わせた疑いで、飼い主に話を聞く方針。クロヒョウの入手方法も調べる考えだ。一方、野生動物の担当当局は、クロヒョウが飼われていた環境を調査したいとしている。

ただ、飼い主の行方がわからなくなっており、当局で探している。

地元紙は警察の話として、クロヒョウなどの動物の入手許可が得られるのは動物園だけと報じている。さらに今回、クロヒョウが暴れていた場合、警察は射殺する準備があったとしている。

(英語記事 Black panther found prowling roofs in French town )

(c) BBC News

最終更新:9/20(金) 14:48
BBC News

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