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大坂なおみ、1日2勝!2大会連続で決勝進出…父の支え「とても落ち着いて試合ができた」

9/22(日) 6:03配信

スポーツ報知

◆女子テニス 東レ・パンパシフィックOP 第6日 ▽シングルス準々決勝 大坂なおみ6―4、6―4プティンツェワ ▽同準決勝 大坂6―4、6―1メルテンス(21日、大阪・ITC靱TC)

 雨天順延となったシングルス準々決勝で、世界ランク4位の大坂なおみ(21)=日清食品=は、過去3戦全敗で同36位のユリア・プティンツェワ(カザフスタン)を6―4、6―4で撃破。準決勝では同24位のエリーズ・メルテンス(ベルギー)を6―4、6―1で下し、2大会連続で決勝に進んだ。シングルス準々決勝で同83位の土居美咲(28)=ミキハウス=は敗れ、ダブルス準決勝で土居、日比野菜緒(24)=ブラス=組が姿を消した。

 1日2試合、計2時間46分を戦い抜き、大坂が決勝にたどり着いた。準決勝後、少し疲れた笑顔で観客にラケットを振り「支えてくれたスタッフに感謝したい。とても落ち着いて試合ができた」と話した。ただ喜びは少なめで「疲れた感じはないが、2試合とも違ったタイプの試合だった」と振り返った。

 準々決勝のプティンツェワは過去3戦全敗の宿敵。第1セットは9連続ポイントなどで3―0とリードしたが、相手の粘りの前にミスが目立ち始め、いら立ってラケットを叩き付けるしぐさも。5―1から3ゲームを連取されるとコートの外に目をやり、助けを求めた。

 4回戦で敗退した全米オープン後にジェンキンス・コーチを解任後、サポートしている父・フランソワ氏がコートに初登場した。熱くなる娘に「落ち着いて、鍛錬だ」と声を掛け、最後はがっちりグータッチ。気合を入れ直すと、第10ゲームは強烈なフォアで主導権を握り第1セットを先取。第2セットもサーブから崩すなど、パワフルに勝利した。

 約2時間後の準決勝では再びセンターコートに登場。過去0勝1敗のメルテンスから最速195キロの強烈なサービスエースを奪うなど、武器を最大限に生かして圧倒した。「多くを考えていないでエースを出していた」。思うまま、自分のテニスを貫いた。

 日本勢では1995年の伊達公子以来24年ぶりの大会制覇を懸け、決勝は過去0勝1敗のパブリュチェンコワ(ロシア)と戦う。18年BNPパリバ・オープン、18年全米オープン、19年全豪オープンに次ぐツアー4勝目を挙げれば伊達、杉山愛に続く日本女子歴代3位タイとなる。16、18年大会の決勝ではともに敗れており「三度目の正直になればいいかなと思う。深く考えないで勝つためにやるべきことをやる」。生まれ故郷に錦を飾る準備は、整った。(小林 玲花)

最終更新:9/23(月) 6:52
スポーツ報知

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