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今度は彗星か…太陽系外からやってくる謎の天体

9/21(土) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

天文学者は、太陽系に接近する星間物体を検出した。そのような物体が観測されたのは2度目だ。

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最新の画像は、C/2019 Q4と呼ばれるこの物体の最も鮮明な画像だ。

写真は、物体を取り巻く塵の雲とその背後にあるガスの尾を示しており、この訪問者が彗星であることが確認できる。

発表された論文によると、望遠鏡による観測で、この彗星が別の星系から来たという多くの証拠が得られているという。

ハワイのジェミニ天文台は、人間が発見した最初の星間彗星である可能性が高い、神秘的な天体の新しい画像を撮影した。

C/2019 Q4と呼ばれるこの彗星は、別の星系から太陽系に向かってやってきたようだ。

天文学者は、ハワイのマウナケア火山の上にあるジェミニ望遠鏡を9月10日に対象物に向けた。スペインの天文学者は、カナリア諸島のラ・パルマ島にあるウィリアム・ハーシェル望遠鏡を利用して、それを見ることができた。

観測を分析したポーランドの研究者チームによると、望遠鏡による観測は、物体を取り囲む塵のぼんやりしたかすみと、その背後にあるガスの「かすかで広い尾」を明らかにした。これらは彗星の特徴だ。

調査結果は論文公開サイトのArXivでオンラインで利用可能になったが、まだピアレビューされていない。しかし、それらは彗星が実際に星間起源を持っているという追加の証拠として役立つだろう。

「この天体の軌道特性と形態特性の両方が、星間彗星の初めての観測であることを示している」と論文の著者は書いている。

科学者はC/2019 Q4が太陽系外から来たものであることを確認しようとしている。

クリミアのアマチュア天文学者ゲナディ・ボリゾフ(Gennady Borisov)は、8月30日にC/2019 Q4を発見した。それ以来、世界中の天文学者は、彗星の軌道が楕円形(太陽を公転している)か、双曲線(星間を移動しているのか)を突き止めようとしている。

それにはより多くの観測が必要だが、その軌道は双曲線である可能性がはるかに高いようだ。天文学者はC/2019 Q4の離心率、またはその軌道がどれほど極端かを確認しようとしている。

「データは太陽系内の天体である可能性がまだあることを示している」と、欧州南天天文台の天文学者であるオリビエ・エノー(Olivier Hainaut)は以前、Business Insiderに語っている。

「しかし、多くのデータを取得するにつれて、その誤差は減少しており、離心率は星間を指し示している」

離心率の測定値が1より小さい場合、これは物体が太陽系内のものであることを示す。大きければ、それは星間物体であることを示唆しています。ジェミニで観測した研究者は、データが少なくとも3の離心率を示したという。

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最終更新:9/21(土) 8:10
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