ここから本文です

投資で「得をした」の中身は非金銭的な価値だった

9/21(土) 12:00配信

MONEYzine

 マイボイスコム株式会社は8月1日から5日にかけて「ネット証券の利用に関するアンケート調査」を実施し、1万29名から回答を得た。

 株式の売買経験について聞くと、「現在も売買をしている」24.9%、「現在は売買をしていないが、以前はしていた」11.7%で、株式売買経験者は36.6%だった。傾向としては、男性や高年代層、世帯年収が高い層で株式売買の経験率が高く、30代以上の男性は「現在も売買をしている」がそれぞれ3割強を占めた。

 インターネットでの株式売買に限定すると、「現在も売買をしている」22.0%、「現在は売買をしていないが、以前はしていた」8.0%。傾向としては、ネットでの株式売買経験者の割合は男性や高年代層で高く、40代以上の男性では「現在も売買をしている」がそれぞれ3割を占め、女性より高かった。また、現在も株式売買をしている人のうち、9割弱の人がネットで株式売買をしていた。

 続いて、ネットでの株式売買経験者に、直近1年間の投資資金の変化を聞いたところ、「大きく増加した」は3.2%、「少し増加した」は24.0%で、投資資金が増えた投資家は27.2%だった。他方、「少し減少した」は16.7%、「大きく減少した」は12.8%で、投資資金が減った投資家は29.5%となり、「増えた」投資家よりも多くなった。「ほとんど変わらない」は31.3%だった。

 一方、株式会社CAMと株式会社フィスコは、20代から80代のフィスコクラブ会員234名を対象に「投資経験者の体験・意識」に関する実態調査を実施した。調査時期は4月22日から5月6日。

 投資を始めて得をしたと思うことについて聞くと、調査対象者の8割以上が投資を始めて何らかの「得をした」と感じていた。具体的な回答(複数選択)では「お金について考えるようになった」が65.4%で圧倒的1位。以下「株主優待を受けられた」33.8%、「資金を貯めることができた」23.1%、「生活にゆとりができた(自己投資をするようになった)」13.7%など、投資によって資産が増えたというよりも、知識やスキルを得たといった精神的・非金銭的な得をしたという回答が多かった。

 投資を始める前と後のイメージの変化について聞くと(単一回答)、「最初も今も難しいと感じる」が55.1%、「勉強をしないと難しいと感じている」が33.8%となり、9割弱の人が難しさを感じていた。他方、「思ったよりも簡単だった」は6.0%、「今は感じていないが、最初は難しいと感じた」は5.1%だった。

 また、投資を始めるうえで困ったことを単一回答で聞いたところ、「どうやって勉強すればいいのかわからなかった」が28.6%でトップ。また、「学習時間を十分に確保するのが難しかった」が23.5%で続いた。

 投資資金を増やした投資家は少数にとどまっているものの、多くの投資家が投資を通して何かしら「得をした」と感じているようだ。


(サイトウ イサム 、 加藤 秀行)

最終更新:9/21(土) 12:00
MONEYzine

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事