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【ラグビーW杯】日本代表がロシアに快勝 収穫はリザーブ組の働き

9/21(土) 16:40配信

東スポWeb

 ラグビーW杯が20日に開幕し、1次リーグA組ロシア戦(味スタ)に臨んだ日本は30―10で快勝した。WTB松島幸太朗(26=サントリー)が1試合3トライの活躍を見せたが、勝利を決定づけた要因は何だったのか。元日本代表の有賀剛氏(35=サントリーBKコーチ)が徹底解説した。

 日本代表の硬さがすごく目立った印象だ。ミスから始まり、ハイボールの落球などが見受けられたが、原因はナイター設備(照度)というよりも大舞台での緊張だったのではないだろうか。

 しかし、ロシアに先制トライを許した後は(SOの)田村(優=30、キヤノン)がしっかりとバックスペースに蹴り込んで好機を広げるなど、自分たちのプレーを取り戻した。マツ(松島)の最初のトライのきっかけとなった(CTB)ラファエレ(ティモシー=28、神戸製鋼)のオフロードパス(タックルを受けながらのパス)も個人のスキルが光った。

 とりわけ、この試合の収穫を挙げるとすればリザーブ組がいい働きをしたこと。(プロップの中島)イシレリ(30)、(FB)山中(亮平=31、ともに神戸製鋼)、(SO)松田(力也=25、パナソニック)が相手にインパクトを与えた中で(SH)田中(史朗=34、キヤノン)と(ロックの)トンプソン(ルーク=38、近鉄)の存在は大きかった。

 田中は試合を決定づける松島の3トライ目の起点となって絶妙なキックを出し、実力を見せつけてくれた。また、トンプソンはアタックの質が高くオプションも多い。リザーブ組の活躍は力の差を見せつけることになり、今後につながるものになっただろう。

 一方でハンドリングミスが多かったのは反省材料。ファンダメンタル(プレッシャーのない状態)でのミスは必ず命取りになる。次に対戦するアイルランドはセットピース(スクラムやラインアウト)からのアタックがうまく、コンテストボールを狙ってくるはず。ルーズボールへの働きかけも大事になる。

 3トライを決めたマツは前回大会も経験した選手。非常に落ち着いていた。今後は厳しく狙われると思うが、逃げずに立ち向かってほしい。彼の実力をもってすれば、新たな道が開けてくる。まだ1試合が終わったばかり。志の高い選手なので本人はまだまだ満足していないはずだ。

最終更新:9/21(土) 16:52
東スポWeb

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