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10億円損失がSNSで話題 FXトレーダー・アキラ氏を直撃<1>

9/21(土) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 アキラという男性を知っているだろうか。EXILEでもなければ100%でもない。アキラという個人トレーダーがツイッターに突如として現れ、話題になっている。

 8月上旬、そのアキラ氏はFX(外国為替証拠金取引)で2週間足らずのうちに10億円もの「お金を溶かした」(損失を出した)ことを告白。

 しかし、デモ口座で取引しているなどの疑いをかけられたため、動画でポジション状況や決済口座をアップ。その結果、7月に開設したツイッターアカウント(@a_KiRa612)には2カ月足らずで1万4000人ほどのフォロワーがついた。

 10億円の損失を出したとはいえ、参加者の9割は退場するといわれるFXで、3年あまりで14億円という莫大な資産を築いているなら、天才トレーダーといえるだろう。現在、残り資金の4億円でトレードを続けるという20代後半のアキラ氏は本当に実在するのか。日刊ゲンダイは本人に接触、話を聞いた。

■安月給で週6日働く人生に疑問を持つ

「平均レベルの大学を中退した後、フリーターとして外食チェーンでバイトをしていました。その後、正社員になりましたが、この生活を続けるのが嫌になり、何か稼げるものはないかとたどり着いたのがFXでした。10万円足らずで始めて、最初の1年ほどは溶かしては資金を入れるという状態でしたが、テクニカルの勉強をしていくうちに、小さなロジックに気づくようになり、始めて1年後には勝てるようになり、会社を辞めました」

 安月給で週6日働く人生に疑問を持ち、この道に突き進んで行ったという。

「サラリーマンを辞めてFXを専業でやるのは、世間からすると本当にバカげたことだと思われるでしょう。僕自身も当時は『いらっしゃいませ』と言ってお店で働いていたわけですが、今の僕からすると、お金のために好きでもない仕事をしているほうが不思議で仕方ありません。トレードで勝てるようになれば、サラリーマンでは到底稼げないお金と自由な時間が得られます。今、ユーチューバーなども子供たちに人気の職業ですが、タレントと同じで属人的な才能が必要です。でも、トレードなら、ある程度勉強と経験を積めば、誰でも勝てる再現性のあるゲームです。だから、嫌々つらい仕事をするくらいなら、トレードの技術を磨いたほうが人生にとって有益だと思います。当時の僕からは、今の自分の姿は想像できなかったでしょう」

 億トレーダーになった今も、家賃10万円にも満たないマンションで暮らし、トレードしている以外はゲームをしたり、友人たちとファミレスや居酒屋で食事したりする普通の若者だ。特に、不動産に投資したり、高級車に乗ったりすることに、それほど興味はないという。

「不動産で利回り8%といわれても、トレードのほうが稼げますから。自分にとっては、無駄なお金としか思えないですね」

 10億円を失ったときはさすがに気がめいったと話すが、自らのトレード手法に自信を持つアキラ氏からすれば取り戻せない金額ではないという。現在、自らのフォロワーを億万長者にすべく計画を実行しているとのことだ。=つづく

(第2回は9月22日・日に公開します)

最終更新:9/21(土) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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