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夜なべしてHTML、おばあちゃんにフォトショをおねだり…… 「キラキラ素材屋さん」管理人が当時を語る

9/21(土) 12:05配信

ねとらぼ

 みなさんは「キラキラサイト」という言葉をご存知ですか? 2000年代初めに女子のあいだで流行したピンク、水色、黄色などのパステルカラーを基調とし、キラキラとかわいらしくデコレーションされた個人ホームページのことをあらわした言葉です。

【画像】キラキラ素材屋さんに寄せられた質問

 個性あふれるキラキラサイトを作るために必要不可欠だったのは、Webサイトを華やかにする背景画像やアイコン、装飾等を配布するサイト「素材屋さん」でした。当時は素材屋を含むホームページのランキングサイトが複数あり、トップランカーはまさにあこがれの存在だったのです。

 同人サークル劇団雌猫が8月24日に開催した「悪友ナイト」では、当時圧倒的な人気を誇った素材屋さんの管理人が登壇し、キラキラサイト文化について語りました。

かわいい個人ホムペに必須! キラキラ素材サイトの管理人に聞く

 劇団雌猫はかんさん、ひらりささん、もぐもぐさん、ユッケさんの4人からなる同人サークルで、2016年冬から同人誌『悪友』シリーズを制作しています。同人誌・書籍に関するイベントを不定期で開催しており、今回の「悪友ナイト」は今夏頒布された「悪友vol.5 平成」にちなんだものです。

 登壇したのは当時、女子小中学生に絶大な人気を誇った大手素材屋さん「Honey Drop」管理人・ミスズさんと、「ABC」管理人・まいまいさん。2000年代序盤~中盤にかけて、コミュニティサイト「ふみコミュニティ」には300サイトほどの素材屋さんが登録するランキングが設けられていましたが、両サイトともに常時トップ5位をキープするほどの人気でした。

 ハイクオリティな素材をいくつも配布し、サイトも頻繁にリニューアルし、ハイペースに更新されていた「Honey Drop」「ABC」両サイト。運営していたミスズさん、まいまいさんは、ファンと同世代。当時現役の中高生でした。

 「結構ハードな部活をしながら素材屋さんをやっていたので、朝練も放課後の練習もあって……部活の合間を縫って、家に帰ってごはんを食べたらずっとパソコンで作業」「親に勉強しなさい! って叱られるので、家族が寝静まってから起きてまた作業して。で、トイレに起きてきた父親にめちゃめちゃ怒られてました」(ミスズさん)

 「学校が終わったらバイトをして、空いている時間はほぼパソコンに向かってました」「稼いだバイト代でWeb Art Designerを買って、Photoshopはおばあちゃんにおねだりして買ってもらいました(笑)」(まいまいさん)

 学生生活とサイト更新を両立していた2人。睡眠時間や私生活を削り、素材屋さん運営に情熱を燃やしていました。

 同い年の2人はサイト運営当時から交流があり、相手のサイト用に素材を作り、それを交換し合ってサイトをリニューアルする「共同リニューアル」もたびたび行っていました。「お互いをライバル視したことは?」という質問には「まいまいは毎回ブームを生み出すので、すごいなと思ってました。みんなの流行りを作るんですよね」とミスズさん。お互い意識し合うことはあっても、深夜の作業時にはメッセンジャーで語り合っていたそうです。

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最終更新:9/21(土) 12:05
ねとらぼ

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