ここから本文です

おいしい水、当たり前じゃない elfin'辻美優、初主演映画で知った現状

9/21(土) 17:32配信

シネマトゥデイ

 21日、美声女ユニット・elfin'の辻美優が、渋谷のユーロスペースで行われた映画『セカイイチオイシイ水 ~マロンパティの涙~』初日舞台あいさつに出席、初主演映画の公開に感激の表情を見せた。この日は共演者の新井裕介、elfin'の花房里枝、目黒啓太監督も来場した。

映画『セカイイチオイシイ水 ~マロンパティの涙~』予告編

 本作は、日本・フィリピン両国のボランティアの献身により、9年の歳月を費やして完成したフィリピン・パナイ島での水道建設工事にまつわる実話を、ひょんなことからボランティアに参加することになった女子大生・明日香の視点から追う感動作。オスカープロモーションと青二プロダクションが共同で開催した「全日本美声女コンテスト」でグランプリに輝き、現在は「elfin'」のリーダーを務める辻が映画初出演にして初主演を務める。

 大勢の観客で埋まった客席を前に、辻は「映画が発表されてから2年くらいたっていますが、監督・キャストの皆さんの気持ちがこもった素敵な映画になったと思います。この場に皆さんといられてうれしく思います」と感激の表情。

 映画の舞台となるパナイ島のパンダンはフィリピンの首都マニラから300キロメートル南という場所に位置しており、そこに安全な飲料水を供給するためには、丘を越えた水源からパイプラインを引き込まなければならない。辻は「蛇口をひねればおいしい水が出てくるのが当たり前。フィリピンに行って、お手洗いがなかったり、水道がなかったり、という現状を目の当たりにして。自分の当たり前が当たり前じゃないんだと。現在もフィリピンに限らず、世界中では(安全な水が供給されず)100万人以上の子供たちが亡くなっている。そういう現状に衝撃を受けて。たくさんの方にそうした現状があることを知って欲しいなと思いました」と続けた。

 また、本作が劇場長編映画初監督作となった目黒監督も「水の大切さを感じました。海外ではそういうことで命を落とされている方もいらっしゃるということで、普段、生活をしていたら入ってこないことがあるなと思いました。ただ、何気なく過ごしているところにいきなりそれを言われても受け入れにくい気持ちもあるかなと思ったので、(辻が演じる主人公)明日香という、そういうことに対して意識が高くないキャラクターを入り口にするといいかなと」と本作の意図を語ると、辻も「本当にそうですね。わたしもそういう現実があったことを知らなかったので、撮影を通じて、自分も成長できたかなと思います」と笑顔をみせた。(取材・文:壬生智裕)

映画『セカイイチオイシイ水 ~マロンパティの涙~』は渋谷のユーロスペースほか全国順次公開中

最終更新:9/21(土) 17:32
シネマトゥデイ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事