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【ラグビーW杯】ハロウィーンと重なり渋谷狂乱か 日本準決勝進出なら“祭り”過激化

9/21(土) 16:40配信

東スポWeb

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会が20日開幕し、44日間にわたる熱戦の火ぶたが切られた。日本はロシアに勝利し、幸先の良いスタートを切ったが、気になるのは、大イベントの後でバカ騒ぎとなる渋谷・スクランブル交差点。この日はまだ大きな混乱はなかったが今後、日本の活躍次第で“祭り”となるのは必至。さらに追い打ちをかけそうなのは、40万人と見込まれる世界中から集結するラグビーファン。大会期間中、ハロウィーンと重なり、渋谷・スクランブル交差点は、狂乱舞台となってしまいそうなのだ。

 東京・味の素スタジアムで行われた開幕戦は、日本がロシアを30―10で下した。日本の勝利に4万5000人を超える観客は歓喜に包まれた。また約1000人が参加した銀座でのパブリックビューイングイベントでは、TRFのDJ KOOが「今日は皆で気持ちを一つに勝ちにいきましょう。国歌斉唱でございますイェイ! 勝利のDJやります」などと会場を盛り上げ、日本の今大会初となるトライが決まると、歓声に沸いた。

 となれば渋谷・スクランブル交差点は? 試合後の午後9時半ごろから、警察車両が渋谷駅周辺の警戒に当たったが、群衆が繰り出して、ハイタッチや「ニッポン!」コールするような光景はなかった。

 ハチ公前では、体格の良い屈強な外国人ラグビーファンたちがスクラムを組むなどのパフォーマンスを行うなどしていたが、まだW杯が日本で行われていることを知らない人も多い様子だ。

 男性会社員は「開幕したんですね。街にガタイのいい外国人がやたら多いと思ったら、ラグビーを観戦しに来た人たちなんだ」と納得した様子だった。

 ただ、これも嵐の前の静けさかもしれない。これから日本代表が快進撃すれば、サッカーW杯の日本戦後に繰り広げられるスクランブル交差点前でのバカ騒ぎが再現されるのは容易に想像できる。サッカーW杯も初戦は平穏だが、勝ち進んでいくことで、サポーターが過激化していったからだ。

 さらにラグビーW杯の日程で懸念されるのは、10月のハロウィーンとの関係だ。毎年、仮装した若者が渋谷駅周辺に集まり、狂乱のうたげが繰り広げられる。下着や胸、尻が丸見えの女性コスプレーヤーへの痴漢、盗撮で逮捕者が出れば、昨年は暴徒化した群衆が路上の軽トラックを横転させる暴挙に出た。渋谷を訪れる群衆の3割ぐらいは外国人で、日本のハロウィーンのバカ騒ぎぶりを聞いて、わざわざ来日する外国人もいるほどだ。

 渋谷区は暴動などの対策として、ハロウィーン期間中に渋谷駅周辺の路上や公園で飲酒を禁止する路上飲酒規制条例を6月に成立させ、ハロウィーンから適用する。ただ、罰則規定はなく、どこまで効力があるのかは不透明だ。

 今年のハロウィーンは31日(木曜日)が当日で、その前の26、27日(土、日)から多くの人出になる。W杯は26、27日に横浜国際総合競技場で準決勝が行われる。横浜から渋谷へは電車でのアクセスが良く、試合後は外国人含め、多くの人が渋谷に集まる可能性が高い。

 渋谷区役所の担当者は「ハロウィーンへ向けては対策をとっているが、ラグビーW杯の準決勝後に渋谷に人が集まるかどうかはまだわからない。警察がどう動くかにもよる。そもそもまだ試合は始まってもいないですよね。社会情勢をみて対応していくので今は静観している状況。準決勝があるから渋谷に人が集まる、という噂程度では対策はできない」と回答。まだ手を打っていないともいえる。

 ただでさえ、W杯観戦で多くの外国人ファンが押し寄せる中、もし日本が準決勝まで勝ち進んでフィーバーとなったら…。渋谷スクランブル交差点は過去にない盛り上がりとともに逮捕者続出の阿鼻叫喚の場となりかねない。

最終更新:9/21(土) 16:52
東スポWeb

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