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【巨人】優勝王手でプロ初登板初先発の戸郷が、5回途中4安打2失点の好投も初勝利の快挙ならず…最速は自己最速タイ154キロ計測

9/21(土) 18:37配信

スポーツ報知

◆DeNA―巨人(21日、横浜スタジアム)

 2014年以来5年ぶりのリーグ優勝へマジック「2」として、勝てば優勝が決まる巨人は、プロ初登板となるドラフト6位ルーキーの戸郷翔征投手(19)=聖心ウルスラ学園高=が先発。両軍無得点の3回2死二塁で乙坂に2ランを浴びて先取点を許し、プロ初登板での優勝決定&プロ初勝利という快挙はならなかった。5回途中、4安打2失点で4三振だった。

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 2回までの立ち上がりは上々だった。初回に先頭の乙坂から153キロの直球で空振り三振を奪うと、続く梶谷の打席では自己最速タイとなる154キロも計測。ソトも一ゴロで打ち取るなど三者凡退で好発進した。2回も1死からロペスに四球を与えて初めて走者を背負ったが、続く宮崎を遊併打。150キロ超の直球を軸とした投球でDeNA打線を手玉にとった。

 3回も2死まではすんなり奪ったが、9番の戸柱にこの試合初安打となる右中間への二塁打を浴びると、2度目の対戦となった乙坂にカウント2ボールから高めの150キロ直球を右翼席に運ばれた。先取点を献上したが、続く梶谷は一ゴロに打ち取って大崩れすることはなかった。

 4回は先頭のソトに死球を当てて出塁を許したが、続く佐野を二併打、ロペスを空振り三振に抑えて追加点は与えなかった。5回は大和、戸柱にヒットを浴びて2死一、二塁で打席に乙坂を迎えたところで降板。マウンドを高木に譲った。

 3回までは33球中、半分を超える24球が直球だったが、4回以降はカットボールなどの変化球を中心に組み立てた。4、5回は28球で直球は9球のみ。61球を投げて最速は154キロで、150キロを越えるボールが27球あった。高卒1年目の初登板とは思えぬような堂々たるマウンドだった。

 宮崎・聖心ウルスラ学園から昨年秋のドラフト6位で入団した戸郷。高校3年だった昨年8月には、宮崎県選抜の一員としてU18日本代表戦に先発。5回3分の1を投げて9三振を奪うなど好投を見せて、その名をとどろかせた。

 ◆戸郷 翔征(とごう・しょうせい)2000年4月4日、宮崎・都城市生まれ。19歳。小1から野球を始め、妻ケ丘中2年から本格的に投手を始めた。聖心ウルスラ学園では2年夏の甲子園に出場。3年夏は宮崎大会準々決勝で敗退した。18年ドラフト6位で巨人入り。1年目の今季、イースタンでは11試合に登板(先発8試合)し、4勝1敗、防御率3・00。186センチ、72キロ。右投右打。年俸500万円。背番号「68」。

 ◇U18日本代表VS宮崎県選抜(18年8月31日・宮崎) 第12回U18アジア野球選手権(宮崎)に出場する高校日本代表の壮行試合の相手を宮崎県選抜が務めた。宮崎県選抜の戸郷は1回途中から救援。日本代表には大阪桐蔭の根尾(現中日)、藤原(現ロッテ)、報徳学園の小園(現広島)らがメンバー入りしていたが、根尾と藤原からは三振を奪うなど5回1/3を、5安打9奪三振2失点と力投した。自己最速を更新する149キロをマーク。金足農・吉田(現日本ハム)が締めくくった試合は4―2で日本代表が勝利したが、宮崎の剛腕・戸郷が輝きを放った。

最終更新:9/21(土) 18:47
スポーツ報知

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