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明桜・佐々木湧生、87球完封 11年ぶり東北切符

9/22(日) 9:12配信

スポーツ報知

◆秋季高校野球 秋田県大会 ▽準決勝 明桜2―0秋田商(21日・こまちスタジアム)

 4県で準決勝が行われ、秋季東北大会(10月11日開幕、岩手)出場校が決まった。秋田では明桜が秋田商を2―0で下し、11年ぶり15度目の出場を決めた。先発の最速141キロ右腕・佐々木湧生(2年)が9回3安打無失点の快投を見せた。能代松陽は由利に2―1で9回サヨナラ勝ちで、2年ぶり9度目の秋東北切符。エース左腕・大高勇心(1年)の9回3安打1失点の粘りの投球が勝利を呼び込んだ。青森では青森山田が東奥義塾に3―1で勝利。1年生右腕の藤森粋七丞(いきなすけ)投手が3安打9奪三振の力投で、公式戦初完投勝利を挙げた。

 スピンの効いた直球、切れのあるスライダーを軸に明桜・佐々木湧が、わずか87球でスコアボードに0を9つ並べた。「相手は基本直球に張ってくるイメージだった。変化球でかわす時はかわす。直球で勝負する時は勝負する」。メリハリのある自信に満ちた投球でエースが相手打線を手玉にとった。

 初回の2死一、三塁から5番・橘高康太一塁手(2年)の左前適時打で先制したが、その後は打線がつながらず、追加点を奪えなかった。佐々木湧は「1点取られたら危ない展開になると思っていた。無失点に抑えきるという意識だった」。集中力を切らさず、丁寧にミットへ投げ込んだ。6回2死二、三塁のピンチでも、コースをついて見逃し三振に仕留めた。エースの奮闘に仲間が応えたのは最終回。2死一、三塁から9番・中峯幸成二塁手(2年)の中前適時打で待望の追加点。佐々木湧がキッチリ3人で抑えて試合を締めた。

 今夏は決勝で秋田中央と延長戦の末4―5で敗れた。夏もエースだった佐々木湧は「夏は上半身で投げていて軽い球だったので、下半身の使い方を意識して投げるフォームを徹底的にやってきた。秋は重い球を投げられるようになっている」。自身の成長に自信をのぞかせた。

 2017年夏の県大会優勝など、春夏通算14回の甲子園出場を誇るが、秋は11年ぶりの東北大会出場。前回の08年は県1位で出場した。「今日は球数も少なく投げ切れた。決勝もいつでもいけるよう準備する」と佐々木湧。県王者をつかみ、02年以来のセンバツ切符へ勢いをつける。(小林 泰斗)

最終更新:9/23(月) 19:21
スポーツ報知

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