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“隠れ”高視聴率番組『人生の楽園』 西田&菊池のナレーションが生み出す「温かみ」で週末夕方の顔に

9/21(土) 8:40配信

オリコン

「今週は何かいいことありましたか。私ね、思うんですよ。人生には楽園が必要だってね」という西田敏行のナレーションからはじまる『人生の楽園』(テレビ朝日系。毎週土曜18時より放送)。UターンやIターンによる移住など、第二の人生を歩む姿を描くドキュメンタリー番組だ。9月14日の放送では11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、長らく安定して10~15%の視聴率をマークしており、『アメトーーク!』プロデューサーの加地倫三氏など、自社にもファンが多い。番組制作にはどういったこだわりがあるのか、プロデューサーの岡本基晃氏に伺った。

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■開始して19年、すでに940回以上の放送 「第二の人生」を現実味ある話として捉える人たちが増えてきた

 放送して数年は目に見えて視聴率が高いわけではなかったようだが、ニーズが高まっていった理由にはなにが考えられるのだろうか。

「2000年の番組スタートの年は平均で5%、そして次の年が7%、そのまた次の年が8%と、徐々に上がっていった感じですね。年度の平均視聴率が2桁に安定してきたのは2013年度からです。理由としては、『第二の人生』を現実味のある話として捉える人たちの層が増えてきたからだと思います。この番組の視聴者は、50歳以上の男女が圧倒的。定年後、まだまだ長く続く人生を生きていく上で、新たな生きがいの発見に関心が向いているのだと思います」

 すでに放送開始から940回以上を数える長寿番組。コンテンツのキモとして「誰のセカンドライフに密着するか」が挙げられるが、対象者のどのような点に注目しているのか。

「“第二の人生”を紹介する番組なので、まず主人公が何か新しいことにチャレンジしているというのが一番の条件ですよね。その上で、我々がポイントにしているのは、『地域とうまく繋がって暮らしているか』ということですね。地域に溶け込んでいる方は、もれなく豊かな“第二の人生”を送っているように感じます。その対象者の見つけ方ですが、地方紙に『〇〇さんがこんな新しいことを始めました』という記事を見てお声をかけたりとか、市町村のホームページで、移住者の体験談を紹介しているのを見つけてお声をかけたりとかですね。番組に自らお手紙を送ってくださる方もいらっしゃいます」

 田舎暮らしの実態が見えるというのは、将来同様の計画をしている視聴者にとって有益な情報ばかりだ。ただ、オファーをお断りされるケースも少なくないという。

「『テレビの取材はちょっと……』と言って断られる方はいらっしゃいます。でもこの番組もおかげさまで20年近く続いているので、「『人生の楽園』だったら出てもいいよ」と仰ってくださる方が、だいぶ増えたと思います。最近取材していて嬉しいのは、『実は『人生の楽園』を観てこんな生活を始めました』と仰る方がいること。すごくありがたいですね」

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最終更新:9/23(月) 16:25
オリコン

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