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あなたの強みを儲けにする! 中小企業再興・地域再生のプロが導く「だれでも・どこでも」通用する成功法則(1)~地域再生は“点”ではなく“面”で攻めよ~

9/21(土) 16:00配信

本がすき。

静岡県富士市に拠点を持ち、年間相談数4000件超・商品開発案件の7割を売上増に導く地元企業支援センター「エフビズ」。愛知県岡崎市の「オカビズ」、熊本県天草市の「アマビズ」など、今や全国約20ヶ所にエフビズをモデルにした“ご当地ビズ”が誕生し、各地の企業、そしてまち全体を救い出してきた。その成果から代表が導く「だれでも、どこでも」通用するという地方ビジネスの普遍的な成功法則とは?

※本稿は、小出宗昭『掘り起こせ!中小企業の「稼ぐ力」』(光文社新書)の一部を再編集したものです。

◆地域再生は“点”ではなく“面”で攻めよ

まちおこし、地域活性化、地方創生……。表現の仕方は違いますが、これまでさまざまな方法で、地方をよみがえらせようとする試みがなされてきました。

しかし、現実には人口減少や経済の縮小などといった要因が重なり、衰退の傾向に歯止めがかかりません。

実効的なプランを描き、危機を乗り越えることができる「地域再生の担い手」の必要性が、年々増してきていると思います。

いままでも相当な人数と時間と費用を費やして地方を再生する取り組みが行われてきました。しかし、それらの策を一つひとつ検証してみると、共通する問題が見えてきます。

それは、特定の層に限られた活性化策だということです。

私は、真の地域活性化とは、部分(点)ではなく、全体(面)で捉えられるべきものだと考えています。

「面」とは、エリア内で経済活動を行っているすべての事業者を指します。中小企業、小規模事業者、個人事業主(農家、漁師なども含めます)……。業種を問わずすべての地域産業が全体的に活性化すること。それが本当に求められていることであり、それなくして地域再生はあり得ません。

私が知る限り、そうした包括的な施策を行っている地域や取り組みはいまのところ見当たらないのです。

◆カネではなく「知恵」の勝負

エフビズは2018年8月、開設10周年を迎えました。私はエフビズを立ち上げるときから決めていたことがあります。それは、

「お金をかけず、知恵を出す。結果にとことんこだわる」

ということです。

エフビズが目指しているのは、地域に根を張り、ビジネスを展開しているすべての中小企業の活性化です。すなわち、「点」ではなく「面」で攻めることで地域再生につなげるのです。

その地域の産業と雇用を支えているのは、地元の中小企業、小規模事業者です。

知っておいていただきたいのは、日本には大企業は0・3%しかないということです。

経済ニュースの報道は大企業を中心になされますが、実は日本の会社のほとんどは中小企業なのです。ここをきちんとサポートして成果をあげ続けることが、「面」での地域活性化につながる唯一の方法だと私は考えています。

私は2008年からエフビズのセンター長として地域の産業支援に取り組んできたわけですが、その経験と日本の地方の現状を照らし合わせて切実に思うのは、エフビズモデルを実践するには、かなりビジネスセンスの高い人材でないと無理だろうということです。

なぜならば、大企業と違い、地方の小さな会社はヒト・モノ・カネ、すべての経営資源に課題を抱えており、その流れを変えるには「知恵」を出すしかないからです。

知恵とは、人材や設備、資金に頼らずに、切羽詰まった状況を好転させる究極のアイデアのことです。全国を見渡しても、そんな知恵を連続的に出し続けられるコンサルタントはほんの一握りです。

地域再生は、プロフェッショナルにしか務まらない。それも、プロと呼ばれる人たちのなかでもトップレベルの人材でなければ無理。そういう意味で、私は「地域再生はプロの仕事」と普段から言っているのです。

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最終更新:9/21(土) 16:00
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