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世界初!ピラニア出汁香る「ピラニアラーメン」はアマゾンの味!?

9/21(土) 11:46配信

TOKYO HEADLINE WEB

 浅草の「NINJA CAFE & BAR ASAKUSA」にて、ピラニア出汁を使用した世界初のラーメン「ピラニアラーメン」が食べられるイベントを数量・期間限定で開催中だ。なぜピラニアなのか? 本当に食べられるのか? 謎が謎を呼ぶ秘境のグルメを試すべく、編集部は浅草へ向かった。

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 前代未聞の「ピラニアラーメン」を仕掛けるのは、非日常体験を創造するイベント企画を行う「Holiday Jack」。矢野智之社長によると、事の発端は2017年のエイプリルフールに遡る。とあるPR配信サイトから「とびきりのウソをついて欲しい」との依頼を受け、「10万匹のピラニア釣り大会を行う」とのプレスリリースをぶち上げた。当然、末尾に〈ウソです〉と記載したものの、予想以上の反響でウソだと分かるや否や怒涛のお叱りの声が続出、GW終了後の3カ月もの間鳴り止まなかったという。ここで終わらないのが矢野社長、その後ウソを本当にするべく奔走し、昨年「ピラニアフィッシング」を3日間1000人限定で開催して大成功を納めた。「ピラニアフィッシング」は、その後も2回にわたって開催する人気イベントに。

 気をよくした矢野社長、今度は今年のエイプリルフールにまたしても「ピラニアラーメンを提供する」とのウソをついてしまう。結果は大炎上。ところが「ピラニアフィッシング」を行ったのだからがんばればできるはずなのに……という落胆の声が混じっていたことを矢野社長は見逃さなかった。ブラジルに調査員を派遣して食用ピラニアについて調査、紆余曲折を経て300kg(2000匹)の食用に耐えうるピラニアの輸入に成功したのだ。

 当初、生のまま寸胴鍋で出汁を取ってみて、その壮絶な味に早々と自社での開発を断念。浅草のラーメン店「成田屋」に協力を仰ぎ、開発期間1カ月で見事に世界初の「ピラニアラーメン」が完成した。ちなみに「ピラニア」とは現地語で「歯のある魚」の意。今回のラーメンには天日干しにした天然の「ピラニア・ナッテリー」をふんだんに使用している。

 実際に「ピラニアラーメン」を試食してみた。濃厚なピラニア出汁をベースにした塩味のスープに、トッピングとしてピラニアの素揚げがどどーんと1匹鎮座している。麺は細麺を使用しており、意外とあっさりした風味のスープとの相性もばっちり。肝心のピラニアだが淡白な白身の川魚の味わいで、ピラニアだと言われなければ釣り魚を食べ慣れている人には分からないだろう。薬味のしょうがが効いており、途中で唐辛子を入れると味変も楽しめるため、最後までおいしくいただける。注意したいのは、食べ進むとピラニア自体の見た目がクリーチャー風に変化するため、映画『エイリアン』シリーズが苦手な人は早めに食べたほうが賢明だ。

 6年間ヒッチハイクとハンモックで世界中を旅した経験がある矢野社長、ピラニアはアマゾン川でいかだ下りをしながら1カ月間生活した際の思い出の味なのだという。アマゾン川から現地で内臓を抜く加工処理を施し、マナウス、リオデジャネイロ、アメリカを経由してはるばる日本にやってきた貴重なピラニア。ラーメンとしては少々高価かもしれないが、あくまでも“ウソへの罪滅ぼし”として採算はまったく度外視しているそうだ。今後のイベント予定は一切なく、一生に一度の体験となりそうな「ピラニアラーメン」の提供は、浅草の「NINJA CAFE & BAR ASAKUSA」にて23日まで。

最終更新:9/21(土) 11:46
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