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全英オープン開催コースをプレーしてわかった、ロリー・マキロイがコースを選ばず戦える理由

9/21(土) 18:31配信

みんなのゴルフダイジェスト

PGAツアーのプレーオフ最終戦「ツアー選手権」を制し、年間王者に輝いたロリー・マキロイ。マキロイはなぜどんなコースでも活躍できるのか? ゴルフスウィングコンサルタントの吉田洋一郎は、その理由が今年の全英オープン開催コースをラウンドしてみて、骨身にしみたというのだが……。

ロリー・マキロイのドライバー連続写真

リンクスのゴルフはほかのコースのゴルフとはまったく違う

PGAツアー最終戦のツアー選手権を制し、2018-19シーズンの年間王者に輝いたロリー・マキロイ(北アイルランド)。飛距離(313Y、2位)と完成度の高いスウィングを武器とするマキロイはシーズン中にコンディションの好不調で成績が下降することはありますが、コースとの相性が悪くスコアを崩すというシーンはほとんど見られません。

PGAツアーだけでなく今週開催するBMW PGA選手権などの欧州ツアーにも参戦し、トップ選手の中でもコースへの適応力は随一と言っていいでしょう。

私がマキロイの活躍を見てこう感じたのは、今年の7月、全英オープン後のロイヤルポートラッシュGCでラウンドする機会を得たからです。

私がウェア契約を結んでいるヒューゴ ボスが全英オープンのスポンサーをしている縁で、最終日の翌日に試合会場でラウンドをすることができました。取材などでは何度か全英オープンの会場に足を運んだり、セント・アンドリュースなどのリンクスコースをラウンドしたことはありますが、メジャーのトーナメントセッティングでのラウンドは初めて。そこで出会ったのは、これまでに経験をしたことのない状況でした。

リンクスはフェアウェイ、グリーンともに固く締まっていると言われます。そもそもの土壌が固いのと、常に強風にさらされているため、土が水分を含みにくくなり固くなっていく……と、いう知識は頭に入っていたのですが、実際にプレーをしてみるとその影響はかなりのもの。ショットではこれまで経験したことのないランが出ます。

2番パー5でキャディ(HC2の地元の男子大学生)に残り270ヤードのラフからのセカンドショットを5番アイアンで打つように言われました。半信半疑で打つとグリーンオン。かなりのフォローとはいえ通常5番アイアンは200ヤードを打つ番手のため、70ヤードも先にボールがあるとは想像もしていませんでした。アスファルトほどではありませんが、少し柔らかい踏み心地のフローリングくらいの固さはあります。

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最終更新:9/21(土) 18:31
みんなのゴルフダイジェスト

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