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意外と知られていない、老後の不動産活用方法のひとつ「リースバック」とは?

9/21(土) 19:10配信

ファイナンシャルフィールド

老後における不動産活用方法としては、従来より「リバースモーゲージ」があります。バブルが崩壊し下火になったものの、人生100年といわれる超高齢化社会に向けて再度人気が出ているようです。

一方、「リースバック」という方法も、選択肢のひとつとして最近取り上げられるようになりました。耳慣れない「リースバック」の詳細と、「リバースモーゲージ」との違い。そして、それぞれの留意点についてまとめてみました。

「リバースモーゲージ」とは?

一般的なリバースモーゲージとは、「所有する自宅を担保に金融機関から融資を受け、住み続けながら利息だけを返済する」というものです。借入金の使途は、本人・配偶者の生活費やリフォーム、それ以外にも医療費など「生活に関わるものである」こととされています。

本人が亡くなった後は、その自宅を売却して返済に充てることになります。このリバースモーゲージの特徴は、「根抵当権を設定したローンであることから、自宅の所有権は移転しないため、万一返済中に本人が死亡した場合、融資残高を超える資産価値については相続が発生する」ことです。

通常の不動産担保融資と異なる点としては、「高齢であっても借りられる」ことや「借り入れの際に推定相続人の同意が必要である」こと、そして「元本の返済は相続後でよいこと」が挙げられます。

「リースバック」とは?

リースバックとは、「自宅や事業用不動産を金融機関などに買い取ってもらい、買い手である金融機関等とリース契約を結ぶことで、賃貸料を支払いながらそのまま使用する」、いわば「売却と賃貸借」ということができます。

「リバースモーゲージ」と「リースバック」の活用例

リバースモーゲージの活用例
1.一時的な費用の準備:自宅のリフォームや介護施設への入所など、まとまった費用が必要な時に貯蓄の不足分を賄うことができます。

2.生活資金への充当:日々の生活費が年金などでは不足する場合、リバースモーゲージの制度を活用することで、自宅の所有権を保持したまま資金を確保できます。

リースバックの活用例
1.生活資金への充当:日々の生活費が年金だけでは賄えない場合、自宅の所有権を移転することを前提として、資金を確保することができます。

2.相続人がいないことから、財産を現金化しておく:自宅を相続する子どもがいない場合は、リースバックを利用することで、生きている間に所有する不動産を現金化することができます。賃料を払いながら、自宅にはそのまま住み続けられるメリットがあります。

3.事業用の資金確保:事業用の資金が必要な場合、自宅以外の工場や事務所を担保にし、その資金を確保することができます。

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最終更新:9/21(土) 19:10
ファイナンシャルフィールド

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