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【世界初】実行犯が初めて語った金正男暗殺の手口 「サプライズキス」撮影のはずが・・・

9/21(土) 18:02配信

FNN.jpプライムオンライン

金正男氏暗殺の実行役として利用されたベトナム人のドアン・ティ・フオン元受刑者がFNNの取材に、事件に巻き込まれた一部始終を語った。フオンさんが事件について語ったのは初めてのことだ。未解明の暗殺事件に対する「最初で最後のインタビュー」から、金正男氏暗殺の真相に迫った。

【画像】FNNの単独インタビューに答え新証言をするベトナム人のドアン・ティ・フオン元受刑者

「いたずら動画の撮影と思っていた」と一貫して無罪を主張してきた彼女が、なぜ、どのように金正男氏暗殺の実行役に仕立て上げられていったのか。本人の証言から「北朝鮮工作員」による正男氏暗殺の巧妙な手口が見えてきた。

金正男氏暗殺事件とは

事件は2017年2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で起きた。暗殺されたのは北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の兄・金正男氏。その実行犯として逮捕されたのがインドネシア人のシティ・アイシャ元被告とベトナム人のドアン・ティ・フオン元受刑者だった。空港の防犯カメラには、衆人環視の中で2人が金正男氏に近づき液体をこすりつける様子が捉えられていた。後に液体は猛毒の神経剤「VX」と判明。金正男氏は「VX」を顔に塗りつけられた後、意識を失い、病院に搬送される途中で死亡した。

フオン元受刑者は犯行の直前、空港で、ある男性とともにいた。金正男氏暗殺後に出国し行方をくらませたこの男こそ、彼女をだました北朝鮮工作員だった。

出会いはハノイのバー

フオンさんはいつから事件に関わることになったのだろうか。

本人の証言によるとフオンさんは事件2ヶ月前の2016年12月、友人の女性に呼ばれ、ベトナム・ハノイ市内のバーで1人の男を紹介されたという。「ミスターY」と名乗った男は「私は韓国のメディア関連会社で働いている。いたずら動画に出演する女優を探している」と流暢なベトナム語でフオンさんを誘ったという。このミスターYこそが、北朝鮮の工作員「リ・ジヒョン容疑者」だった。

フオンさん:
「友人が紹介してくれたので彼(ミスターY)のことはよく知りません。私が(バーに)到着した時に、彼はすでにその店にいました。彼は、ショートムービーやイタズラ動画について話しました。私に女優になって欲しいとも。(その後で)電話番号を聞かれて、写真を撮られました。」

ーー彼はベトナム語を喋りますか?
フオンさん:
「はい。」

ーー上手でしたか?
フォンさん:
「私は彼とはベトナム語でやり取りをしていました。とても流ちょうでした。」

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最終更新:9/21(土) 18:02
FNN.jpプライムオンライン

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