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メッシ、イブラの陰に隠れていた左足…エヴァートンの“FK王”ディーニュが発揮し始めた真価

9/21(土) 18:02配信

GOAL

左サイドバックのルカ・ディーニュは、クラブの有効な攻撃手段として、特にセットプレーで頭角を現している。過去にリオネル・メッシやズラタン・イブラヒモビッチといったスターに役目を譲っていたが、ついにチャンスを得たようだ。

フランス代表でもプレーする彼は、素晴らしい調子で今シーズンの開幕を迎えた。リーグカップのリンカーン戦ではFKから1ゴールを記録し、さらにもう1点の起点となった。また代表ウィーク前のウォルヴァーハンプトン戦ではリシャルリソンのゴールをアシスト。3-2での勝利に貢献している。

何も活躍は今季からというわけでもない。昨シーズンも、リヴァプールのサイドバックコンビ、アンディ・ロバートソン(11アシスト)とトレント・アレクサンダー=アーノルド(15アシスト)に次ぐ10アシストを記録している。彼の左足のキック精度はすでに特筆すべきものだったのだ。

スターの陰に隠れた左足

かつてパリ・サンジェルマン、ローマ、そしてバルセロナでもプレーした彼にとって、FKは決して新しい武器というわけではない。ただ何年もの間、イブラヒモビッチ、フランチェスコ・トッティ、メッシといったレジェンド級の選手とともにプレーしていたため、チャンスに恵まれていなかっただけだった。

ディーニュ自身も「若い頃はよく蹴っていた」とFKを語る。

「でも最後に得点したのはU-19フランス代表のとき、6-0でオランダに勝った試合だね。自分でも良いキックができることはわかっているよ。これまで所属していたクラブでは蹴るチャンスがなかっただけだよ。一流のクラブには序列ってものがあるんだ。PSGならズラタン、ローマのトッティ、それにバルサのメッシみたいな選手だ。彼らの手からボールを取ってFKを蹴るなんて到底できっこないだろう」

「彼らはスペシャリストだ。記録だってそれを物語っているし、フットボールの世界ではそれを受け入れないといけない。でももちろん、いつか僕の出番が来ると願っていたよ。そしてエヴァートンでついにそれがやってきたんだ。楽しんでいるし、この責任ある役目を愛しているよ。FKはファンを喜ばせるチャンスなんだからね!」

「僕にとって最高の仕事」と話し、攻撃面での貢献を喜ぶディーニュだが、ピッチ上での最重要タスクを見失ってはいない。攻撃参加はあくまでもオプションに過ぎないのである。

「攻撃面でインパクトを与えることは僕の仕事の一部分にすぎない。僕は大前提としてディフェンダーなんだ。過去6カ月でたくさんのクリーンシートを記録してきた。それもゴール同様に誇らしいものなんだ」

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最終更新:9/21(土) 18:02
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