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「劇場版おっさんずラブ」って儲かってるの?身近なテーマで考える、親と子どもの経済学

9/21(土) 9:45配信

LIMO

大ヒット上映中の『劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』。筆者も娘と一緒に公開初日(8月23日)に観に行きました。でも、ちょっと気になったのが空席。金曜日で地方の映画館ということもあるのでしょうけれど、満席になっていなかったのです。

それを見た娘の一言にはっとさせられた筆者の経験を元に、親と子どもの経済学を見ていきたいと思います。

映画って儲かるの?

筆者は普段あまり映画を観に行くことはないのですが、映画公開の前に無料配信されていたドラマを観てはまってしまい、映画公開日に娘と一緒に観に行くことになりました。

しかも「ムビチケ」を買った方が400円安いということで早々に購入、観る気満々です。話題の映画なので混雑するかなと思って席を取ったのですが、その時点では空席が目立っていました。

実際映画館に行くと、前の方には空席が。地方の映画館でしかも金曜日なのでこんなものなのでしょう。でも娘からは一言「映画って儲かるの?」と。公開初日で席が空いていることを不思議に思ったらしく、映画の儲かる仕組みに興味をもったようなのです。

リサーチした上でのゴーサイン

娘の疑問に答えるべく私が最初に話したのは、「リサーチ」についてです。

徹底したリサーチをして、その上で儲かると判断されたから映画制作は決定されています。もちろんリサーチするのはプロ中のプロ。色々な指標で分析もしているでしょうし、世の中の流れや俳優さん女優さんの人気度なども考慮されているはずです。

その結果ゴーサインが出たということは、映画をつくる会社は「儲かる」「勝算はある」と踏んでいるとわかります。これについて娘からは「調べるのって大切だね」という感想が。何か始める前には、必ずリサーチは必要ということが何となくわかったようです。

映画をつくるにはお金がかかる

次に考えるのは、映画をつくるために絶対必要なお金です。出演する俳優さんや女優さんのギャラ、制作会社社員の給料、映画のセット、交通費、宿泊費や食事代、宣伝広告費など、1つの映画に関するコストは莫大な金額になります。

『劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』は具体的な金額は出ていませんが、日本の映画は通常5億円以下、超大作になると10億円くらいかかると言われています。ちなみに、洋画だと普通に数十億~数百億円。桁違いです。

その金額を娘に話すと「そんなにかかるなら赤字になっちゃうじゃん」と。でも、ここで考えるのはお金の回収の仕方です。一人当たり1,000~1,800円だとしても、たくさんの人が観れば制作費を上回る収入になります。世の中には、少数の人が大きなお金を出し合うやり方と、多数の人が小額を出し合うやり方があり、映画は後者に当てはまるのです。

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最終更新:9/21(土) 9:45
LIMO

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