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お手頃ドライバーズカー選手権2019(1) フォーカスSTとアバルト595、ミニJCW

9/21(土) 7:50配信

AUTOCAR JAPAN

3万5000ポンド(455万円)以下のベストを決める

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

少ない投資で、多くの見返りを得る。AUTOCARが毎年、お手頃ベスト・ドライバーズカー選手権「BBADC」(英国・ベスト・アフォーダブル・ドライバーズカー・コンテンスト)を開催するスピリットだ。われわれとしても非常に楽しみなコンテストで、10年前から開催している。AUTOCARの読者ならご存知かと思う。ちなみにジュニア・ハンドリング・デイとも呼ばれているイベントだ。

【写真】2019年のノミネート車両 (53枚)

今年のBBADCのノミネート車両は、とても多様性に富んだ内容になった。アバルト(A)からフォルクスワーゲン(V)まで、アルファベットの並び順が離れているのと同じくらいに。つまりA・Bセグメントに属するスーパミニクラスから、シティカー、エステート、4ドアファストバックに、ホットハッチの代名詞。さらに初代誕生から30周年を迎えるクラシックなスポーツカーも加わっている。

前輪駆動に後輪駆動、4輪駆動という駆動方式も、3万5000ポンド(455万円)以下の価格帯という設定ながら、それぞれ選択ができる。この個性に富んだクルマの中から、最もお値打ちな、ドライバーにとって優れたクルマを導き出すということは、エンスージャストだけでなくても興味のあるところだと思う。

日常シーンでの利便性に加えて、価格比での走行パフォーマンスの高さを主眼に、ウェールズのワインディングとスランドウ・サーキットで、それぞれ1日づつを費やしてしっかり検証する。試乗評価するのは、AUTOCARではおなじみのテスターに加えて、ゲスト審査員を交えた5名となる。まずは審査員から見ていこう。

審査員5名とノミネート車両9台

2019年のノミネート車両と、5名の審査員は以下の通り。

審査員

マット・プライヤー(AUTOCAR編集者)
運転の楽しさだけでなく、クルマの個性にもフォーカスした評価でおなじみ。スマートフォンの充電アクセサリーもしっかり忘れずに持ってくる、プロだ。

マウロ・カロ(特別審査員)
われわれの使用している古いカメラ機材よりもずっと前から、AUTOCARのドライバーズカー選手権を目撃してきた人物。ユーモアのセンスと、靴のセンスにうるさい。

リチャード・レーン(ロードテスター)
試乗評価での彼のレーシーな攻め込んだコメントと、その他のテスターのコメントとのバランスに注意が必要だったりする。前半戦は、わたしが評価をまとめていく。

サイモン・デイビス(ロードテスター)
今回のロケ地、スランドウを訪れたのは初めてだが、彼の高次元なドライビングからはそれを感じさせなかった。朝食のビュッフェやパドックでのランチの内容にもこだわりがある。

マット・ソーンダース(ロードテスター/編集者)
試乗で使用するサーキットの予約日程を間違えていた。でも交換用タイヤが必要になった時、一番近いタイヤショップの電話番号はいつも間違えない。

続いてノミネート車両9台は以下の通り。今年は例外が1台含まれてていたが、価格は基本的に3万5000ポンド以下(455万円)となる。

■ノミネート車両(価格順)

フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/3万6445ポンド(473万円)
ホンダ・シビック・タイプR GT/3万3550ポンド(436万円)
セアト・レオン・クプラ300ST/3万3395ポンド(434万円)
フォード・フォーカスSTパフォーマンス・パック/3万2245ポンド(419万円)
ルノー・メガーヌRS300トロフィー/3万1835ポンド(413万円)
ヒュンダイi30 Nファストバック/2万9995ポンド(389万円)
ミニ・クーパーJCW(ジョン・クーパー・ワークス)/2万5950ポンド(337万円)
マツダMX-5ロードスター 2.0 SE-Lナビ/2万2795ポンド(296万円)
アバルト595コンペティツィオーネ/2万1985ポンド(285万円)

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最終更新:9/21(土) 7:50
AUTOCAR JAPAN

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