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怪しい生徒はみんな“異世界帰り”扱い 中二病こじらせヒロインに振り回される漫画にツッコミが止まらない

9/22(日) 9:00配信

ねとらぼ

 些細なことから同級生を“異世界帰り”と思い込む暴走こじらせヒロインに、ラノベ作家志望の男子が振り回される漫画『アイツ、異世界から帰ってきたっぽくね?』(作:橋元大河)がメタ要素いっぱいです。現在「コミック アース・スター」で連載中で、9月12日に第1巻が発売されました。

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 異世界ものを投稿サイト「小説っぽいだろう」に投稿して“だろう系”作家になろうと目論む男子高生・久森内の前に、ある日「やっと来てくれたね」と意味深なセリフを吐きながら美少女が降ってきます。どこかで見たようなシチュエーションですが、久森内が驚いている間に彼女はそのまま床に落ちる羽目に。美少女は「女の子が降ってきたら受け止めないと物語(ファンタジー)が始まらない」と久森内に説きますが、そもそも彼女は器具を使って天井にしがみついていたのでした。ファンタジーもへったくれもないし、むしろ天井にしがみつける身体能力がファンタジー。

 落ちてきた美少女は天使でもなんでもなく生徒会長の嵐。異世界に行きたい彼女は、「最近やたらと空中を指差している(ステータス画面を操作している疑惑)」「ガラケーからスマホに機種変した(スマホは異世界では強力アイテム)」などよく考えなくても無茶苦茶な理由で同級生を「異世界召喚から帰ってきた」と決めつけては身辺を探ろうとします。久森内は異世界ラノベ作家を目指していることを理由に、彼女の暴走に巻き込まれることに……。

 異世界あるあるシチュエーションやメタ要素、「友情(ハーレム)・努力(チート)・勝利(ムソウ)」「異世界の戦いでは死=死」などツッコミどころ満載。嵐のこじらせっぷりが極まっていて、ついつい読んでいる方も久森内と一緒にツッコミを入れてしまいます。作中に登場する人気ラノベのタイトル「俺不可(俺の異世界辞書に『不可能』の三文字をくれ!)」のいかにもありそうな感じも絶妙。

 異世界ものだけど異世界には行かない、異色の異世界ものの同作。異世界ものが好きな人には刺さる場面が多そうです。

(C)Taiga Hashimoto 2019 アース・スター エンターテイメント刊

ねとらぼ

最終更新:9/22(日) 9:00
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