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東海原発L3埋設 審査終了見込めず 原電、村議会に説明

9/22(日) 7:31配信

茨城新聞クロスアイ

東海村議会原子力問題調査特別委員会は20日開かれ、東海原発(同村白方)の廃炉作業で発生する放射能レベルが極めて低い廃棄物(L3)の埋設処分許可について、日本原子力発電(原電)は審査終了の見込みが立っていないことを明らかにした。

埋設施設は原発敷地内の約8千平方メートルに深さ約4メートルの穴を掘り、廃炉で出た原子炉周辺の熱交換器や建屋コンクリート片などを容器に収納して埋めて約2メートル覆土する。埋設後50年程度、原電が保管管理する。

原電は審査状況を説明。原子力規制委員会に許可申請した2015年7月以降、これまで審査会合が19回実施された。補正申請や論点整理などがあり、現在は指摘された項目について回答を続けている。

原電は指摘されている埋設地での主な想定について、(1)保管管理終了後に井戸水を飲む場合(2)地下水が海以外の周辺の水田に流出する可能性(3)保管管理終了後に住宅を建て居住する場合-を挙げ、線量評価や対策を検討している。また、審査終了の見込みに関して担当者は「できるだけ早く終了したいが、解析に時間がかかっている」と述べ、めどは立っていないという。

L3を議題にした原特委の開催は17年1月以来。

茨城新聞社

最終更新:9/22(日) 7:31
茨城新聞クロスアイ

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