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【MotoGP】「“転倒寸前”だった」アレイシ・エスパルガロ、今季ベストの5番グリッド獲得

9/22(日) 11:22配信

motorsport.com 日本版

 MotoGP第14戦アラゴンGPの予選では、アプリリアのアレイシ・エスパルガロが5番グリッドを獲得してみせた。

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 エスパルガロは予選のラストアタックではマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)の後ろにつけて走り、1分47秒733をマーク。この時は一時的にだが3番手と、フロントロウに食い込む走りだった。

 最終的には5番手まで後退することになったが、エスパルガロにとってこの予選結果は今季ベストグリッドであり、2017年の日本GP(4番グリッド)以来のベストグリッドでもある。

 予選後、エスパルガロはマルケスを追って今週末最もプッシュした結果、フロントのチャタリング(細かい振動が起きる現象)に苦しみ、何度かクラッシュしそうになっていたと話した。

「彼の後ろでアタックラップを刻んでいたんだけど、エイペックスでかなりチャタリングが出ていたんだ。彼を追っていて他のどのセッションよりもかなり速く走っていたからだと思う」

 予選を振り返ってエスパルガロはそう説明した。

「まだスロットルを開ける前、エイペックスでの彼のスピードは信じられない程のものだったよ」

「そういった風に乗ることが物凄く難しい訳ではないけど、マシンがそう言った走りに応えられなければならないんだ。問題は僕がそうしたレベルで行こうとした時、かなりチャタリングが出てしまうことだ」

「この週末を通してチャタリングが出たことはなかった。そしてフライングラップでは、このチャタリングのせいで3回はクラッシュ寸前だったよ」

 ここ数年間、アプリリアとエスパルガロの組み合わせはアラゴンで強さを発揮しており、過去2年の結果を見てもベストリザルトとなる6位を2年続けて獲得している。

 予選ではチームメイトのアンドレア・イアンノーネも今季初のQ2進出を決め、アプリリアにとっては始めて2台のマシンがQ2に揃うことになった。

 では何故アプリリアRS-GPはアラゴンで上手く走る傾向があるのか? それを訊かれたエスパルガロは、加速偏重のポイントが少ない事、そして大半のコーナーでバンクさせながらブレーキングしていることを要因に挙げた。

「僕とアンドレアの両方が苦戦しているところは、ストレートでバイクを減速させるところなんだ」と、エスパルガロは言う。

「だけど少しマシンを傾けた(リーンアングルをつけた)状態でブレーキをかける必要のあるコーナー……つまりアラゴンの殆どのコーナーでは上手く行くんだ。理由としてはリヤに荷重が多くかかることで、マシンをより良く止めることができるからだと思う」

「減速時には良いエッジグリップがあるんだけど、マシンをストレートで完全に止める度に苦戦している。リヤに荷重をかけられていないからだ」

「それでエンジンブレーキは十分働かず、(タイヤが)路面を十分に掴むことができなくて、速度を落とすことができない」

「だけど25度か30度くらいのリーンアングルだと、リヤタイヤは路面に押し付けられて荷重がかかり、マシンを減速させることができる。それが他のトラックとの最大の違いだと僕は思っている」

Lewis Duncan

最終更新:9/22(日) 11:22
motorsport.com 日本版

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