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奥井真生、メダルを逃す…70キロ台初の五輪枠獲得も

9/22(日) 6:05配信

スポーツ報知

◆レスリング世界選手権 第8日(21日、カザフスタン・ヌルスルタン)

 【ヌルスルタン(カザフスタン)21日=高木恵】男子フリースタイル74キロ級は初出場の奥井真生(24)=自衛隊=が、3位決定戦で12年ロンドン五輪金メダルのジョーダン・バローズ(31)=米国=に0―10のテクニカルフォールで敗れた。5位以内の条件は満たし、70キロ台の階級では制度開始の1999年以降初となる、五輪前年世界選手権での枠取りに成功。86キロ級は高谷惣亮(30)=ALSOK=が3回戦で敗れた。

 敗者復活戦でポーランド選手を破り3位決定戦進出を決めた奥井は「あと一つ。それだけです。ここまで来たら相手がどんな選手であろうと取りたい」と意気込んでいた。しかしロンドン五輪金メダル、バローズの壁は厚かった。

 大学までフリースタイルとグレコローマンの二刀流で腕を磨いた。国士舘大時代の2014年全日本学生選手権では、88年ソウル五輪金メダルの小林孝至以来史上2人目となる1年生での両スタイル王者に輝いた。「差しだったりがぶりだったり、グレコの技が得意なので、中に詰めて入り込んでいきたい」と話していた。

 筋骨隆々。野性味あふれるレスリングが持ち味だ。「技術はないんで、そこ(力勝負)で行くしかないっす。自分らしいガツガツした攻めのレスリングをしたい」。大学卒業後は自衛隊でレスリング中心の生活を送る。「最初はラッパで起きるとか慣れなかったっすけど、住めば天国です」。今年は全日本選抜選手権とプレーオフを制し、飛躍を遂げた。

 メダルは逃したが5位位内の条件は満たし、世界の層が厚い70キロ台の階級では制度開始の99年以降初となる、五輪前年の世界選手権での枠取りに成功した。12月の全日本選手権を制し、「幼い頃からの夢」と話す五輪代表を決める。

最終更新:9/23(月) 20:44
スポーツ報知

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