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【巨人】阿部、原監督とガッチリ肩組んだ!指揮官から「久しぶりにうれしいなあ」

9/22(日) 6:05配信

スポーツ報知

◆DeNA2―3巨人=延長10回=(21日・横浜)

 阿部の転機は開幕直前にあった。捕手復帰を志願して迎えたものの、オープン戦中に左ふくらはぎを痛めて離脱。自己嫌悪に陥ってリハビリしていると、原監督から連絡が来た。「『自分で捕手をやると言ってしまったことで、プレッシャーが大きかったか?』『もっと柔軟に考えていこうぜ』って。それで救われたよ」。そして「お前さんの打撃は、日本一になるために絶対必要だ」と背中を押してもらった。

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 モヤモヤは晴れ、覚悟が決まった。「(岡本)和真だって大城だって、いつか調子を落とす時が来る。そうなった時に俺が出ていって結果を出すことが、チームにとって一番いいことだと思った」。主役じゃなくても、優勝への力になることはできる。代打の切り札として、勝負どころに備えて神経を研ぎ澄ませた。

 勝負強さはさびついていなかった。優勝争いが佳境を迎えた8月からは、スタメン出場する機会も増えていった。それでも、自分を見つめる目は冷静だった。「思ったより打球が飛ばなくて『アレ?』と思うこともそりゃあるけど、そう思ってても仕方ない。『じゃあ次は、強い打球で間を抜こう』って切り替える。『昔の自分はもういない』と思ってるから」。全盛期からすれば飛距離は落ちたかもしれないが、気持ちの進化があったから、居場所をこじ開けることができた。

 優勝を決め、左翼席のG党へあいさつへ向かう途中、目を腫らした原監督とガッチリ肩を組んだ。阿部も「『久しぶりにうれしいなあ』と言われて、言葉を返せなかったよ」と感極まった様子。激動の一年は、最高の一年となった。(尾形 圭亮)

最終更新:9/22(日) 8:16
スポーツ報知

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