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2年連続30本塁打の松田宣浩が意識する「60%で振って40%でミートする」感覚とは

9/22(日) 6:01配信

高校野球ドットコム

 パ・リーグで常に優勝争いに絡み続ける福岡ソフトバンクホークス。そのホークスで「熱男」の愛称でファンから愛されているのが松田宣浩だ。

【写真】インタビューに答える松田宣浩選手

 2017年のWBC代表にも選出され、球界屈指の強打の三塁手として注目される松田といえばフルスイングだ。9月21日の北海道日本ハム戦で自身3度目、2年連続30本塁打に到達し、実績を積み上げる松田の打撃理論の核心に迫る・・

――中京高校での3年間を経て、大学は練習量の多さでは定評のある亜細亜大学に進むわけですが、そこで気付いたこととは具体的にどんなことですか?

松田宣浩(以下、松田) 「対応力」です。高校から1つ上に来て、相手投手のストレートやスライダーなどの変化球は当然、高校時代に対戦した投手と比べて精度も上がる。キレもある。ストライクコース・ボールコースの出し入れもしてくる。そこに対応するために、少しフォームがシンプルになってきました。

――「シンプル」を、もう少し噛み砕いて頂くと、どんなイメージになるのでしょう?

松田 高校時代は来たボールに対して100%の力でスイングをしていました。それが大学に入ると「力を抜いて打つ」。技術的に言うと振り幅を小さくしたりしたんです。
100%の力で振るとバットにボールが当たった時は飛んでいくんですが、当たらない確率も大きくなる。そこを80%で振って、残りの20%をミートに徹していく。そんな感覚に少しずつ変わってきました。ちなみにプロに入った今は「60%で振って40%でミートする」感覚で、前さばきで打ち返すようになっています。

――そうなると、構え方も変わってきますよね?

松田 高校時代はバットのヘッドを入れて、先も立てている感じ。後ろを大きくして遠くへ飛ばそうと思っていました。ただ、プロではその構えや振り方だと投手の変化球に対応できない。だからヘッドを倒してシンプルに打つことを心がけています。

――その振り方だと、ツーシームやカットボールといった手元で変化するボールにも対応できるわけですね?

松田 高校時代の構えではそういったボールは打てません。高校時代に対戦する投手は真っ直ぐとカーブが基本。ましてや金属バットなので大きな構えでも打てましたが、それではプロの世界では通用しませんね。

 こうして松田選手はプロの世界にアジャストしていき、球界を代表する選手まで成長した。チームは20日時点では2位。逆転での2年ぶりの優勝に向けて、松田選手がバットで貢献していくはずだ。

最終更新:9/22(日) 6:01
高校野球ドットコム

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