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21日猛打賞を記録 楽天のドラ1・辰己涼介は大学時代から高い意識を持っていた

9/22(日) 6:10配信

高校野球ドットコム

 東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト1位ルーキー・辰己涼介。背番号7を背負い、20日の時点で119試合に出場し、打率.219という成績を残している。そして21日の埼玉西武戦で猛打賞を記録した。

【写真】立命館時代の辰己涼介

 社高校から立命館大に進学し、大学日本代表では主将にまで就任した辰己選手はここまでどんな技術論をもってプレーしてきたのか。辰己選手の持つ理論に迫った。

 ――打撃の中で強い打球を打つために心掛けていることはありますか?

辰己:重いバットを振ってますね。1.5キロくらいの重いバットやバットを2本持ってスイングをしたり、連続ティーをしています。連続ティーは(打撃の)練習としてはあまり意味がないと思っていますが、スイングを早くしてキレを出すいいアップになると思います。強い打球を打つためにはスイングスピードが伴ってくると思うのでとにかく振ることですね。重いバットを振ってから2本持って振って、自分のバットで振るという順でやっています。重いバットで振っていると遅いスイングが身に付いてしまうので段々軽くしてスイングスピードを上げるようにしています。

 ――大学野球の投手に対応するためにやってきたことはありますか?

辰己:色々試行錯誤してきましたけど、軸がブレると打てないと思いますし、バッティングはタイミングだと思うのでタイミングの取り方は考えてやってきたつもりでいます。大学最後の1年は何も考えずにただ来た球を打つということに変えました。

 ――肩を強くするために取り組んでいることはありますか?

辰己:球の回転を縦回転にすることを意識しています。シュート回転だと外野送球は伸びないのでシュート回転しないようにキャッチボールから心掛けてやっています。

 ――高校1年生の途中まで投手をしていたようですが、その経験は活きていますか?

辰己:ないと思います。むしろピッチャーをしていたら傷んでしまうのであまり好きではないです。肩と肘が弱くて、怪我はしていませんが、投げた次の日の筋肉痛が酷い時が多いので、ピッチャーは自分に向いていないと思いました。野手に専念して精神的にも肉体的にも楽になりました。どっちみち野手としてプロになりたかったのですが、目立つならピッチャーだと思っていました。

 ――本塁送球でいいボールを投げるために意識していることはありますか?

辰己:試合と同じ力量で練習から投げることです。自主練習では、キャッチャーを立たせて目標に向かって投げることを中学や高校でしていた覚えがあります。この距離だったらこの高さだとか計算して投げるのは得意なので、そういう所が精度の高さや自身に繋がっていると思います。

 ――走塁で意識していることはありますか?

辰己:大学の時は結構練習していました。トリプルスリーを目指すためには盗塁が必要になってきますが、5秒7(50m走)の足が全く生きていない状況なので活かせたらなと思います。

 その辰己選手は、盗塁数においては20日までで11回成功。3回失敗という結果を残している。トリプルスリーを目指す辰己選手は今後目標を達成できるのか。そしてドラフト前に掲げていた2000安打、さらに名球会入りとなるのか。これからも辰己選手に注目し続けたい。

馬場 遼

最終更新:9/22(日) 6:10
高校野球ドットコム

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