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「朝食は抜くな」「夜食べたら太る」」は間違い。DaiGoが見破るダイエットのウソ

9/22(日) 12:40配信

新R25

英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして注目を集めるDaiGoさん。

『ストレスを操るメンタル強化術』『一瞬でYESを引き出す 心理戦略。』など、日常でもビジネスでも役立つメンタリズムに関する書籍を執筆しており、その多くがベストセラーになっています。

そんなDaiGoさんの新著が『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』。

研究論文やあらゆる文献を調べたうえで、DaiGoさん自身が実践している健康法が同書にはまとめられています。

そこで、「我慢できずに食べすぎた」「なんとなくカラダがだるい」といった若手ビジネスパーソンに多い問題の解決法を抜粋。

日々のちょっとしたカラダの悩みについて、学術的観点からアプローチします。

朝食抜きは太るのかやせるのか、スッキリ解説

「朝食を抜くと太る」「朝食を抜くと力が出ない」などといわれますが、本当にそうでしょうか。

食べない時間があると、体が栄養をためこもうとして太るなどといわれ、朝食を食べない人ほど肥満になりやすいという統計があります。

たとえば、ちょっと古いデータですが、次のようなものです。

*2002年に、2359人を6年にわたって調べた結果、朝食を食べる人ほど体重をキープできていた。

*2003年に、1988~94年までのアメリカ人の健康データを調べると、朝食を抜く人ほど1日の摂取カロリーが多く、肥満レベルが高かった。

こういった結果を見ると、朝食を抜くと太りそうな気がします。

ただ、これらの実験は「観察研究」といって、研究者が「朝食を抜いてください」という指示を出さずに、対象者の自然の状態を観察したものです。

ですから、本当に朝食を抜いたから太ったのか、そもそも健康意識が低いから太ったのかは、はっきりしないところがあります。

そこで、最近の研究を調べてみると、食事は1日3食とる必要はなく、1日3食食べる人はむしろ老化を早めることがわかってきたのです。

また、朝食を抜くと食欲が増えて太りやすくなるというのも、じつはそうではないことがわかっています。

これは、2014年に283人を対象に行なったRCT(対象者の偏りを避け、客観的に効果を評価することを目的とした研究試験)により明らかになりました。

この実験では、対象者を次の三つのグループに分けて、朝食以外は自由に食事をとってもらいました。

*朝食に食物繊維が少ないシリアルを食べたグループ

*朝食に食物繊維が多いオートミールを食べたグループ

*朝食抜きのグループ

16週間にわたって実験を行ない、終了後、体重と体脂肪、コレステロール値や血圧などの健康指標を測定しました。

その結果、体重が大幅に減少したのは朝食抜きのグループだったのです。

以下に、実験結果をまとめておきます。

*シリアルグループ……平均0.12キログラム減少

*オートミールグループ……平均0.26キログラム増加

*朝食抜きのグループ……平均1.18キログラム減少

朝食抜きのグループは、食事制限をいっさい行なっていないにもかかわらず、大幅に体重が減少しています。それ以外のグループは、ほとんど変化がありませんでした。

研究者によると、朝食抜きのグループが昼や夜にドカ食いをしたり、無駄に間食をしたりすることはなかったとのことです。無理することなく、結果的に総摂取カロリーが減って、自然とダイエットができていたということです。

つまり、朝食抜きは太るどころか、ダイエットをしたい人にはおすすめだということになります。

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最終更新:9/22(日) 12:40
新R25

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