ここから本文です

【動画解説】台風17号 温帯低気圧化後も警戒のわけ 月曜は千葉で強風 北日本で大雨や暴風

9/22(日) 14:04配信

ウェザーマップ

ウェザーマップ

 大型の台風17号は、対馬海峡を通過後、温帯低気圧の性質を帯びながら、日本海を北上、火曜日に北海道に達する見込みです。温帯低気圧に変わっても雨や風には警戒が必要です。台風と温帯低気圧の違いをお伝えします。

 台風17号は、日曜日の夜には九州北部に最も近づき、温帯低気圧になりながら、月曜日に日本海をスピードを上げながら北上して、火曜日には北海道を通過する見込みです。

 台風が温帯低気圧になっても大雨や暴風をもたらす力は変わらないことがあり、注意が必要です。

 台風は暖かい空気、水蒸気を力の源としていますが、温帯低気圧は冷たい空気と暖かい空気の温度差を力としています。構造が違うだけで、持っている力はあまり変わらないことが多く、温帯低気圧化することで、さらに中心気圧が下がる例もあります。

 典型的な例の風速の分布をみると、台風は中心ほど風が強いのに対して、温帯低気圧は強い風の範囲が広い傾向にあります。

 月曜日にかけての雨や風の予想でも強い風の範囲は温帯低気圧化してもあまり変わず、広域に渡っています。日本海で台風の後面に冷たい空気が入るため、温帯低気圧として力を得るためです。

 台風から離れた関東でも月曜日は風がやや強まりそうで、千葉では風速が13メートル前後と木々や電線が大きく揺れたり、ビニールシートがはがれやすい風が吹くと予想されます。復旧作業には十分に注意が必要です。

 日曜日から月曜日は、西日本で大雨や暴風に警戒が必要ですが、月曜日以降は、北日本でも警戒が必要になるでしょう。
(気象予報士・長谷部愛)

最終更新:9/22(日) 14:04
ウェザーマップ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事