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決戦の地に徒歩圏内 最年長・沢崎誠が構えた“砦”「移動の距離が疲労になる」と体調管理/麻雀・Mリーグ

9/22(日) 11:06配信

AbemaTIMES

 日本プロ麻雀の最高峰リーグA1リーグを長きに渡って主戦場とするレジェンド雀士の沢崎誠(連盟)が、Mリーグ新規参戦チームのKADOKAWAサクラナイツからドラフト指名され、64歳の最年長Mリーガーが誕生した。

【画像】Mリーグ2019 各チームのユニフォーム

 今シーズンからはセミファイナル制が導入され、優勝チームが決まるのは2020年4月末という半年以上に渡る長丁場の戦いとなる。

 全役満を完全制覇し、麻雀におけるスタミナは無尽蔵とも言われている沢崎だが「年齢的に移動が一番疲れる」と、開幕前に対局スタジオに徒歩圏内で通える場所に居を構えた。「小さい部屋ですが、寝て起きられればそれで十分。状態を良くして麻雀を打ちたいですからね」と、すでに試合に集中出来る環境を整えていたのだ。

 粘り腰のある麻雀から「マムシ」とも呼ばれる大ベテラン。「(対局を)見ていて違和感のあるものは取り入れたい。違和感があるということは発想が違うということ。技術って何かというと発想なんですね」と飽くなき探究心を持ち続けている。

 発想を試す行為を沢崎は“練習”と呼ぶ。「ただその発想は自分とは違うから、すごい違和感がある。それを受け入れると(自分の)麻雀は壊れるんですよね。だから壊れて、それを消化して、立て直してからまた異物を入れる。そういう訓練ですよね。それを何年もやりますからね」と1984年にプロ入りして以来30年以上、自分に無い発想を取り入れていく練習=訓練を繰り返して来た。

 チーム初の練習会では「対局する前にこれは勝てないなと思いました。持っているものが違うんですよね」と内川幸太郎(連盟)と岡田紗佳(連盟)にスター性を感じ「だから2人に任せても全然大丈夫ということです。そのぐらい信頼してますから。(仮にチームが)ラスラススタートでも全然関係ない。半年間あれば、十分にクリアできます」と悠然と構えている。

 沢崎といえば、KONAMI麻雀格闘倶楽部の藤崎智(連盟)や女流プロで史上初のG1タイトル「王位」を獲得した清水香織(連盟)を育てた名伯楽としても知られている。「僕は教えるということはしないんですよね。やっぱり麻雀って楽しいゲームですから、好きに打ってほしい。攻撃型、防御型、自在型と人によってタイプが違うわけですから、それに似合うような助言はしますけどね」とこれまでも魅力ある打ち手を育ててきた大ベテランが、内川、岡田の2人をもさらに大きく育てていく。

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最終更新:9/22(日) 11:06
AbemaTIMES

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