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“最弱伝説”覆す? マンボウが「本気を出した」そのスピードを見よ

9/22(日) 12:33配信

FNN.jpプライムオンライン

飼育員しか知らない?“本気”の姿

水族館といえば、イルカにアシカ、ペンギンたちのショーなどを楽しむのもいいが、のんびりと泳ぐ魚たちを眺めるのも魅力のひとつ。
時間を忘れて見つめていたい…そんな癒し系魚の代表格マンボウが「本気を出した」という情報が入ってきた。
まずは、大阪市にある海遊館の公式Twitterアカウントから発信された動画をご覧いただきたい。

【画像】自由自在の「本気の泳ぎ」を見る!

わずか8秒ほどの動画が開始すると、まずは水面付近をふわふわ漂う2匹のマンボウが登場。
しかし、そこにエサが投げ込まれると…画面奥からやってきたマンボウたちが、背びれを細かく動かしてエサに猛突進!
2匹が急接近してぶつかりそうになる場面にも、サッと体をかわして対応する素早さを見せつけた。

その機敏な泳ぎっぷりに「想像より速かった」「やればできる子じゃん」という驚きの声が寄せられ、動画は300万回に迫る再生数を記録(9月20日現在)。

しかし、マンボウといえば「ジャンプした衝撃で死んでしまう」だとか「水槽のガラスに衝突して死んでしまう」などの“最弱伝説”を聞いたことのある人も多いだろう。
それらのイメージからか、「本気で泳ぎすぎて死んじゃう…命を大事にして」など、ハラハラさせられたコメントも寄せられた。

意外なスピードは果たしてどれくらい? そして、こんなに本気の泳ぎを見せてしまって体を壊したりはしないのか…海遊館にお話を伺った。

「本気の泳ぎ」は日本王者を超えるスピード!?

――投稿のきっかけは?

「#共感してもらえない事」がたくさん投稿されていることを知り、海遊館広報チームのメンバーで、何か海遊館らしい内容はないかな?と相談して、いくつか出てきたアイデアのひとつがマンボウの泳ぎ方に関する内容でした。

――マンボウはどんな時に「本気の泳ぎ」を見せる?

餌を食べているときのほかに、何かに驚いたとき、水面からジャンプするときにスピードをあげて泳ぐことがあります。


投稿された動画は、高知県土佐清水市にある海遊館の研究施設「大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター」で2014年に撮影された映像を編集したもの。
もともとの映像は1分18秒ほどで、素早く泳ぎ回るマンボウたちの様子がさらにじっくり観察できる。

マンボウの体の特徴は、一般的な魚の「しっぽ」にあたる尾ビレがなく、背ビレと尻ビレの一部が変形した「舵ビレ」があるということ。
よくよく見てみると、体の上下に伸びた背ビレと尻ビレを同時にパタパタと動かしているのがわかるが、この“パタパタ”でスピードを出しつつ、その名の通り舵取りの役目をする「舵ビレ」で細かな方向転換をする、というのがマンボウの泳法だ。


――この「本気の泳ぎ」、どのくらいの速度が出るの?

海遊館では確認しておりません。『マンボウのひみつ(岩波ジュニア新書、澤井悦郎著)』によると、マンボウの平均遊泳スピードは時速約2.2km、最大遊泳スピードは時速8.6kmとのことです。



海遊館では調査等をしたことはないというが、文献によると、マンボウの最大遊泳スピードは時速8.6kmにもなるそう。

水泳の男子自由形50mの日本記録は、中村克選手が持つ21.16秒。
これを時速に直すと約8.5kmということで、そのスピード感がわかっていただけるだろうか。

もっとも、魚の中には時速100kmにも至る“超速”を誇るものもいるため、マンボウが「速い魚」とは言い難いが、のんびり水中を漂うイメージは覆ったはずだ。

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最終更新:9/22(日) 12:33
FNN.jpプライムオンライン

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