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九産大兄弟の絆7連勝 開幕から無傷 福岡六大学野球

9/22(日) 7:33配信

西日本スポーツ

 ◆福岡六大学野球秋季リーグ第4週第1日 九産大6-2日経大(21日・福工大野球場)

【写真】日経大を相手に2失点で完投した九産大の福森耀真

 福岡六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社後援)は21日、福岡市の福工大野球場で第4週の3試合を行った。首位の九産大は4年の耀真、2年の秀太の福森兄弟(ともに北九州)の活躍で日経大を6-2で下し、開幕から無傷の7連勝。耀真が2失点で完投し、秀太が勝ち越しとなるリーグ戦初本塁打を放った。2位の九共大は9-0の8回コールドで九工大に圧勝し1敗をキープ。福教大は福工大に6-1で快勝した。22日は台風17号の接近が予想されるため、同日の3試合は10月5日(同球場)に実施されることになった。

 これこそ美しき兄弟愛!? 兄の力投に弟が応えたのは2-2の同点で迎えた6回だった。先頭打者の秀太は左打席から右越えにリーグ戦初アーチをかける。この勝ち越し弾で勢いづいた九産大は、この回に計3点を奪って流れを引き寄せた。

 「点を取られた後だったし、とにかく塁に出よう、と。手応えはありました。最高の結果が出ました」。スイング直後のガッツポーズにヒーローの喜びが詰まっていた。

 プロ志望届を提出し、今秋ドラフトでも注目の兄・耀真は真っすぐの制球に苦しみながらも変化球を主体に5回まで無安打投球。それが6回、無死満塁のピンチから2点を失う。もつれそうな試合を弟が救った。「兄貴が頑張っていた。何とか助けたい、と」。おとこ気を示した弟に大久保哲也監督も「弟が兄を助けた? そういうことになりますね」と納得顔だ。

 2年生の秀太は今秋から三塁のレギュラーになった。小中高と常に兄の後を追いながら、耀真が投げる試合で秀太が打撃で活躍したのは、本人によると「小学校くらい」しかないという。学年が二つ違うだけに、中高では1年生の弟が定位置をつかむのは困難だった。

 福森兄弟の活躍で九産大は開幕から負けなしの7連勝。2位の九共大との直接対決(28、29日)次第では春秋連覇が決まる。「負けられない。一戦一戦が大事」。頼もしい弟がネジを巻いた。 (森本博樹)

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最終更新:9/22(日) 7:33
西日本スポーツ

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